Microsoftが14個の新しいテキストと配列操作関数をサポートした「Excel for Mac v16.65」をリリースしています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2022年09月13日、同社オフィススイートの最新バージョンとなる「Microsoft 356/Office 2021 v16.65 for Mac」をリリースし、同バージョンでExcel for Macに新しい14個の関数を追加したと発表しています。
14 個の新しいテキスト関数と配列関数を使用してワークシートを過給します。 14 個の強力な新機能を使用して、テキストを簡単に分割し、データを再配置します。 TEXTSPLIT を使用してテキストまたは VSTACK を分割し、複数の配列を結合してみてください。
Office for Mac のリリース ノート – Microsoft
新たに追加された関数はテキストを分割できるTEXTSPLITや、配列を結合できるVSTAK, HSTAKなど以下の14個で、Excel for Windows版でも08月より利用可能になっています。また、同バージョンではPowerPoint for Macでリモートから任意のコードを実行される可能性のあるRCE脆弱性(CVE-2022-37962)が修正されているので、Office for Macユーザーの方はアップデートしてみてください。
Excel for Mac v16.65で追加された関数
- TEXTBEFORE – 文字を区切る前のテキストを返します
- TEXTAFTER – 文字を区切った後のテキストを返します
- TEXTSPLIT – 区切り文字を使用してテキストを行または列に分割します
- VSTACK – 配列を垂直方向にスタックします
- HSTACK – 配列を水平方向にスタックします
- TOROW – 配列を 1 行として返します
- TOCOL – 配列を 1 つの列として返します
- WRAPROWS – 行配列を 2D 配列にラップします
- WRAPCOLS – 列配列を 2D 配列にラップします
- TAKE – 配列の開始または終了から行または列を返します
- DROP – 配列の開始または終了から行または列を削除します
- CHOOSEROWS – 配列から指定された行を返します
- CHOOSECOLS – 指定された列を配列から返します
- EXPAND – 配列を指定された次元に拡張します
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