macOS 13 Venturaでは、あらかじめインストールされているシステムアプリのドラッグ&ドロップでのコピーが不可能に。

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 macOS 13 Venturaではシステムアプリのドラッグ&ドロップでのコピーが不可能になっています。詳細は以下から。

macOS 11 Big SurのFinderアイコン

 Appleは日本時間2022年10月25日、ステージマネージャやSpotlightの強化、システム環境設定をSwiftUIで刷新したmacOS 13 Venturaを正式にリリースしましたが、このmacOS Venturaでは、AppleがmacOSにデフォルトで同梱しているシステムアプリをドラッグ&ドロップでコピーすることが不可能になっています。

macOS 12 MontereyとmacOS 13 Venturaのシステムアプリのコピー

macOS 12 MontereyとmacOS 13 Venturaのシステムアプリのコピー

Finderでは、Optionキーを押しながらアプリやファイルをドラッグ&ドロップすると対象をコピーできます。

 Appleは2015年にリリースしたOS X 10.11 El Capitanでシステム整合性機能 (SIP:System Integrity Protection)という、たとえrootユーザーであってもシステム的に重要なディレクトリやアプリへの操作を制限する通称rootlessというセキュリティ機能を実装していますが、

SIPの対象となるディレクトリ

システム整合性保護は、OS X El Capitan 以降で採用されているセキュリティ技術です。Mac 上の保護されたファイルやフォルダを改ざんしようとする悪質なソフトウェアからデータを守ります。システム整合性保護では、ルートユーザアカウントに制約を課し、Mac オペレーティングシステムの保護されている部分に対してルートユーザが実行できる操作を制限します。

Mac のシステム整合性保護について – Apple

macOS Venturaでは、このSIP(rootless)対象のmacOSにあらかじめインストールされているアプリへの制約が強化され、簡単にはコピーできない状態となっっていますが、アプリへのリンクやサードパーティ製アプリに関しては、これまで通り作成やコピー/移動が行えるので、あまり大きな影響はないと思われます。

Macのシステム整合性保護(rootless)対象のMac オペレーティングシステムにあらかじめインストールされているアプリ

 システム整合性機能の設定ファイルは”rootless.conf”に記載されています。

cat /System/Library/Sandbox/rootless.conf
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