AppleがmacOS 11 Big SurとmacOS 12 Monterey向けにタブグループやサイドバー、パスワード機能を強化し複数の脆弱性を修正した「Safari v16」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年09月12日、macOS 11 Big SurとmacOS 12 Monterey向けに複数の脆弱性を修正した「macOS 11.7 Big Sur」と「macOS 12.6 Monterey」をリリースしましたが、同時にBig SurとMonterey向けにデフォルトブラウザとなる「Safari v16」も公開しています。
Safari 16では、以下のさまざまな新機能が追加されたほか、パフォーマンスがこれまで以上に速くなり、セキュリティが改善されました
リリースノートより
Safari v16 for MacではCVEベースで4件の脆弱性が修正されている他、WebKit Blogによると、Safari v16の全機能は10月にリリースされるmacOS 13 Ventura以降で利用可能になるそうですが、
Safari v16では、タブグループのスタートページでタブグループごとに背景やお気に入りを追加したり、タブグループ内の固定タブを利用して、よくアクセスするWebサイトをタブグループごとに固定できるようになっており、サイドバーもタブを利用して開いているページを一覧表示することが可能になりました。
また、Safari v16では、特定のWebサイトの設定をデバイス間で同期できるようになったほか、パスワード管理機能がアップデートされ、弱いパスワードをWebサイトごとの要件を満たす/入力しやすいパスワードに変更する機能も追加されているので、Big SurやMontereyユーザーの方はアップデートしてみてください。
Safari 16
Safari 16では、以下のさまざまな新機能が追加されたほか、パフォーマンスがこれまで以上に速くなり、セキュリティが改善されました
- タブグループのスタートページで、タブグループごとに異なる背景イメージやお気に入りを追加できます
- タブグループ内の固定タブを使用して、よくアクセスするWebサイトをタブグループごとに固定できます
- サイドバーの「タブ」を使用して、開いているタブを一覧表示することができます
- 特定のWebサイトに設定した内容がデバイス間で同期されるようになりました
- 強力なパスワードを編集してWebサイトごとの要件を満たすようように調整できます
- Apple security updates – Apple
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