CalDigitがmacOS 12.3 Monterey以上のMacに対応した「USB-C Dock」用のEthernetドライバを公開しています。詳細は以下から。
米CalDigitは現地時間2022年08月16日、2016年に発売した「CalDigit USB-C Dock」に搭載されているEthernetポートを、macOS 12.3 Monterey以降のMacでも正常に動作させるドライバを新たに公開しています。
Ethernet Driver – macOS 12.3 and above ONLY *Last updated on 08/16/22. Compatible with Monterey 12.3 and above ONLY.
Downloads – CalDigit Support
Appleは2019年に公開したmacOS 10.15 Catalinaから、既存のカーネル拡張(kext)を利用したドライバを非推奨/今後廃止すると発表し、macOS 11 Big Sur以降はIOKitを置き換えたフレームワーク「DriverKit (dext)」を利用するようにサードパティメーカーに通知し、CalDigitも今年03月に、DriverKitに対応したUSB-C Dock用のEthernetドライバを公開していましたが、
新たに公開されたEtherneドライバはDriverKit対応に加え、Appleが2022年03月にリリースしたmacOS 12.3 Montereyで、Macがスリープから復帰後にEthernetポートが利用できなくなる不具合に対応しているようなので、現在もCalDigitの古いUSB-C Dockをお使いの方はチェックしてみてください。
おまけ
また、CalDigitが今年06月に、Windows向けにリリースした、Apple M1 Macをスリープから復帰させると、Thunderbolt 4 Dock「TS4」に接続されているデバイスが接続解除されてしまう問題を修正したファームウェアップデートのMac対応版は07月中のリリースがキャンセルされ、現在も開発中となっています。
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- CalDigit USB-C Dock – CalDigit
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