AppleがSafariやストレージの空き容量に関する不具合を修正し、複数の脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 15.6」を正式にリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年07月20日、iPhone 6s以降のiPhoneや第7世代iPod touch, 全てのiPad Proモデル, iPad Air 2以降, 第5世代iPad以降, iPad mini 4以降のiPadデバイス向けに、これまでBeta版を公開し開発を進めてきた「iOS 15.6/iPadOS 15.6 Build 19G71」を正式にリリースしています。
iOS/iPadOS 15.6には、機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれます。
リリースノートより
新機能&不具合修正
今年05月にリリースされた「iOS/iPadOS 15.5」以来のアップデートとなるiOS/iPadOS 15.6では、iPhone/iPadのストレージに空き容量があるにも関わらず、設定アプリに「デバイスのストレージがいっぱいです」という表示がされ続けてしまう不具合が修正された他、
メールとSafariの不具合が修正され、TVアプリに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生、一時停止、早戻し、早送りするオプションが追加されています。また、iPadOS 15.6では、2021年09月に発売された「iPad mini (第6世代)」に接続した充電器やUSB-Cアクセサリーが検出されない不具合も修正されているので、
iPad miniが充電できなくなった/USB-Cハブを接続しても認識されなくなったといった不具合に遭われていた方はアップデートしてみてください。
セキュリティ
また、AppleはiOS/iPadOS 15.6のリリースと同時に公開したセキュリティコンテンツによると、iOS/iPadOS 15.6では、悪意のあるアプリにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある脆弱性などCVEベースで合計39件の脆弱性が修正されているそうなので、iPhone/iPadユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをお勧めします。
リリースノート
iOS 15.6のリリースノート
iOS 15.6には、機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれます。
- TV Appに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生したり、一時停止/早戻し/早送りするオプションを追加
- デバイスのストレージに空き領域がある場合でも、“設定”に“デバイスのストレージがいっぱいです。”と表示され続けることがある問題を修正
- “メール”でテキストをナビゲートしたときに点字デバイスの動作が遅くなったり、反応しなくなったりする可能性がある問題を修正
- Safariのタブが前のページに戻されることがある問題を修正
iPadOS 15.6のリリースノート
iPadOS 15.6には、機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれます。
- TV Appに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生したり、一時停止/早戻し/早送りするオプションを追加
- デバイスのストレージに空き領域がある場合でも、“設定”に“デバイスのストレージがいっぱいです。”と表示され続けることがある問題を修正
- “メール”でテキストをナビゲートしたときに点字デバイスの動作が遅くなったり、反応しなくなったりする可能性がある問題を修正
- Safariのタブが前のページに戻されることがある問題を修正
- iPad mini(第6世代)で充電器やその他のUSB-Cアクセサリが検出されないことがある問題を修正
- Apple security updates – Apple Support
コメント