AppleがiPhone 6s/SE (第1世代)やiPad Air 2/mini 4など古いデバイス向けにゼロデイ脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 15.7.4」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年03月27日、iPhone 8以降のiPhoneやiPod touch (第7世代)、iPad(第5世代)、iPad Air (第3世代)、iPad mini (第5世代)、全てのiPad Proに対し「iOS/iPadOS 16.4」をリリースしましたが、同時に「iOS/iPadOS 15.7.4 Build 19H321」をリリースしています。
iOS/iPadOS 15.7.4が配布されているのは、iOS/iPadOS 16へアップグレードできない、iPhone 6sやiPhone 7、iPhone SE (第1世代)、iPad Air 2、iPad mini 4、iPod touch (第7世代)で、
iOS/iPadOS 15 | iOS/iPadOS 16 | |
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iOS | iPhone SE (第1世代) iPhone SE (第2世代) iPhone SE (第3世代) iPhone 6s & 6s Plus iPhone X iPod touch (第7世代) |
iPhone SE (第2世代) iPhone SE (第3世代) iPhone 8 & 8 Plus iPhone X |
iPadOS | iPad Pro (全モデル) iPad Air 2以降 iPad (第5世代以降) iPad mini 4以降 |
iPad Pro (全モデル) iPad Air (第3世代以降) iPad (第5世代以降) iPad mini (第5世代以降) |
iOS/iPadOS 15.7.4では、CVEベースで16件の脆弱性が修正されており、中にはiOS 16では今年02月の「iOS/iPadOS 16.3.1 (20D67)」アップデートで修正されていた既に悪用された可能性のあるWebKitのゼロデイ脆弱性などが含まれているので、iOS/iPadOS 16非対応のiPhoneやiPadをお使いの方はソフトウェアアップデートをチェックしてみてください。
- Apple security updates – Apple Support
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