Apple、Podcastの機能を強化し複数の脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 15.5」を正式にリリース。

iOS15

2022.05.17

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　AppleがPodcastの機能を強化し、複数の脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 15.5を正式にリリースしています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2022年05月16日、iPhone 6s以降のiPhone, 第7世代iPod touch, 全てのiPad Proモデル, iPad Air 2以降, 第5世代iPad以降, iPad mini 4以降のiPadデバイス向けに、これまでBeta版を公開し開発を進めてきた「iOS 15.5/iPadOS 15.5 Build 19F77」を正式にリリースしています。

iOS/iPadOS 15.5には、Apple Podcastやその他機能の強化、およびバグ修正が含まれます。

リリースノートより

　Appleは2022年03月にリリースした「iOS 15.4」で、iPhone 12以降のiPhoneでマスクを着用したままFace IDを利用する機能を、「iPadOS 15.4」で、Macと1組のキーボードとマウスを共有できるユニバーサルコントロール機能を追加しましたが、

iOS 15.4アップデート後に表示されるマスク着用時 Face ID

iOS/iPadOS 15.5では、そのような大きな機能の実装はなく、AppleのPodcastアプリで、保存するエピソードの数を制限して、古いエピソードを自動的に削除し、ストレージを容量を開放する機能が追加され、ホームアプリでオートメーションが作動しない場合のある不具合が修正されています。

Apple Cashをサポートした地域では、iOS 15.5のウォレットアプリでApple Cash Cardからの送金が可能になりました。

セキュリティ

　また、AppleはiOS 15.5/iPadOS 15.5のリリースと同時に公開したセキュリティコンテンツで、8つの悪意のあるアプリにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある脆弱性などCVEベースで合計34の脆弱性を修正したと発表しているので、iPhone/iPadユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。