Apple、macOS 12.3 Montereyでnanoをpicoエディタに置き換え。bashやemacs同様ライセンスの問題?

NanoがPicoに置き換えられたmacOS 12.3 Monterey macOS 12 Monterey
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 AppleはmacOS 12.3 Montereyでnanoをpicoエディタに置き換えています。詳細は以下から。

macOS 12 Monterey logo icon

 Appleが現地時間2022年03月14日、1組のキーボードとマウスで最大3台のMacやiPadを操作できるユニバーサルコントロールを追加し、Pythonを削除したmacOS 12.3 Monterey (21E230)」をリリースしましたが、このmacOS 12.3ではnanoエディタがpico(PIne COmposer)エディタに置き換えられています。

NanoがPicoに置き換えられたmacOS 12.3 Monterey

コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

 確認したところ、macOS 12.2.1およびmacOS 12.3ともに”/usr/bin/nano”は存在しますが、macOS 12.2.1ではGNU nano v2.0.6が起動するのに対し、macOS 12.3ではnanoにリンクされた「Pico 5.09」が起動するようになっています。

macOS 12.2.1のnanoエディタとmacOS 12.3のpicoエディタ

macOS 12.2.1のnanoエディタとmacOS 12.3のpicoエディタ

 この変更について、Appleは何もコメントしていませんが、Appleは2019年にリリースしたmacOS 10.15 Catalinaでデフォルト・シェルをGNU GPLv3ライセンスのbashからMITライセンスのzshへ、同じくGPLv3のemacsエディタを廃止し、mgエディタを導入しているため、今回もnanoがGPLv3のため、Apache License 2.0のpicoに置き換えたという意見が多いようです。

コメント

  1. 匿名 より:

    viだけあればいいというかそれしか使わない

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