Mac Studio (M1 Max, 2022)の排熱テスト。

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 Mac Studio (M1 Max, 2022)の排熱テストです。詳細は以下から。

Mac Studio

 Appleは2022年03月08日に開催したスペシャルイベント「Peek performance.」の中で、まったく新しいMac Studioを発表した際、Mac StudioにはUltraFusionアーキテクチャを採用しApple M1 Maxチップを2つ組み合わせたApple M1 Ultra」チップを搭載可能で、

Mac Studioのファン

そのため、Mac Studioはコンパクトな筐体ながら、かつてないパフォーマンスを発揮できるよう、2つのファンを利用したエアフローで筐体を冷却できると発表していたので、実際に熱画像を撮影できるFLIR ONE Pro LT版を利用して、高負荷時の排熱状態を見てみました。

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排熱テスト

 テストに利用したMac StudioはApple M1 Maxチップを搭載したベースモデルで、比較のために、前回比較した、Apple M1チップ搭載のMac mini (2020)と、Intel Core i7-8700B搭載のMac mini (2018)を並べ、各MacはCPUストレステスト用アプリEnduranceでCPU使用率を最大にし、Mac StudioについてはBlender BenchmarkでGPU使用率も最大にしています。

Mac Studioの排熱テストセットアップ

角度的に見えませんが重ねられたMac miniは、お互いの筐体の温度が移らないよう、間にスペーサーを入れています。

 CPU/GPU使用率を100%にして、約20分放置した結果、Mac mini (2018)は排熱温度が約48度、Mac mini (2020)でも約31度となったのに対し、Apple M1 Maxチップ搭載のMac Studioは28度前後となっていました。

排熱テスト中のMac StudioとMac miniの熱画像

排熱テスト中のMac StudioとMac miniの熱画像

 Mac Studioの排熱/熱管理システムはApple M1 Maxチップ搭載のMac Studioの約2倍の熱出力を持つM1 Ultraチップ搭載のMac Studioの熱を処理できる設計*で、M1 Maxチップ搭載のMac Studioの熱出力はMac mini (M1, 2020)の約3倍程度なので、Mac Studio (M1 Max, 2022)の方がMac mini (M1, 2020)より筐体の温度が上がらなかったと思われます。

Mac Studioの熱出力

Apple M1 Maxモデルはアルミニウム製のサーマルモジュールを採用しているのに対し、M1 Ultraモデルはより熱伝導率が高い銅製のサーマルモジュールが採用されているそうです。

おまけ

 Mac StudioとMac miniの排熱テスト(排熱温度)の推移。*途中自動的に最大/最小温度がキャリブレーションされたり、赤外線サーモグラフィの熱画像とカメラの可視画像を重ね合わせて表示するMSXがずれているのはFLIRアプリの問題です。