Apple M1 Ultraチップを搭載したMac Studioでは、前面のThunderbolt 4ポートからもディスプレイ出力が可能。ます。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年03月08日に開催したスペシャルイベント「Peek performance.」の中で、UltraFusionアーキテクチャを利用し帯域幅を損なわずにApple M1 Maxチップを2つ組み合わせた「Apple M1 Ultra」チップと、そのM1 Ultraチップを搭載した「Mac Studio」を発表し、
このApple M1 Max/Ultraチップを搭載したMac Studioでは、32インチRetina 6Kディスプレイを搭載した「Apple Pro Display XDR」を最大4台と、4K@60Hzの4Kテレビを1台接続できると発表しましたが、
Appleが公開したサポートドキュメントによると、Apple M1 Ultraチップを搭載したMac Studioの場合は、前面のThunderbolt 4ポートからもディスプレイ出力が可能で、HDMIポートを使用せずに最大5台のディスプレイ出力が可能となっているそうです。
Mac Studioは合計5台のディスプレイに対応しています。そのうち4台はThunderboltポートに接続される60 Hzで最大6Kの解像度を持つディスプレイで、1台はHDMIポートに接続される最大4Kの解像度のHDMIディスプレイです。
Mac StudioにM1 Ultraチップが搭載されている場合は、ディスプレイや対応しているその他のビデオデバイスを前面のThunderbolt 4ポートに接続できます。前面と背面のThunderbolt 4(USB-C)ポートだけを使用して(HDMIポートを使用せずに)最大5台のディスプレイを接続できます。Mac Studioにディスプレイを接続する – Apple サポート
Mac Studioの違い
Appleはスペシャルイベントの中で、Apple M1 Max/Ultraチップを搭載したMac Studioはチップ性能以外にも、前面に設置されているUSB-CポートがUSB 3.0(10Gbps)仕様か、Thunderbolt 4仕様かの違いがあると説明していましたが、
Mac Studio (2022) | ||
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チップ | Apple M1 Max | Apple M1 Ultra |
10コアCPU、24コアGPU、16コアNeural Engine オプション:10コアCPU、32コアGPU、16コアNeural Engine |
20コアCPU、48コアGPU、32コアNeural Engine オプション:20コアCPU、64コアGPU、32コアNeural Engine |
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メモリ帯域幅 | 400GB/sのメモリ | 800GB/sのメモリ |
前面ポート | USB-C (USB 3.0 10Gbps) |
Thunderbolt 4 (40Gbps) |
これにより、Apple M1 Ultraチップを搭載したMac Studioは前面のThunderbolt 4ポートからもDisplayPort(Alt Mode)でディスプレイを扱うことができるそうなので、Mac StudioをMac Pro (ラック, 2019)モデルのようにサーバー代わりに設置し、前面からアクセスしたい方は、M1 Ultraモデルを選択したほうがいいかもしれません。
- Mac Studioにディスプレイを接続する – Apple サポート
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