TranscendがMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のSDカードスロットにピッタリ収まる拡張ストレージカード「JetDrive Lite 330」の512GBモデルを2月下旬より発売しています。詳細は以下から。
台湾Transcendは日本時間2022年02月08日、MacBook ProのSD(SDXC)カードリーダースロットにぴったりと収まるよう設計されたストレージ拡張カード「JetDrive Lite 330」シリーズに、新たに512GBモデルを追加&2月下旬より発売すると発表しています。
ストレージおよびマルチメディア製品のリーディングメーカーであるTranscend Information、Inc.(Transcend®)およびトランセンドジャパン株式会社(東京都台東区)は、新型MacBook Pro(2021)に対応した拡張ストレージカード『JetDrive Lite 330』シリーズより512GBモデルを、2月下旬にリリースします。
新型MacBook Proに対応した拡張ストレージカード『JetDrive Lite 330』の512GBモデルをリリースします – Transcend
JetDrive Liteシリーズは、元々2014年に(256GBモデルは2015年に)発売されたMacBook Pro/AirのSDカードスロットにぴったりと収まるMLCフラッシュ採用の拡張ストレージカードで、Appleが2016年に発売したMacBook ProからSDカードスロットを廃止、I/OをThunderbolt 3ポートのみに変更したため、それ以降のMacBookシリーズでは利用できませんでしたが、
Appleが昨年10月に発表したApple M1 Pro/Maxチップ搭載の「MacBook Pro (14/16インチ, 2021)」では、MagSafeやHDMIポートに加え、SDカードリーダーも復活し、JetDrive Lite 330シリーズがMacBook Pro (2021)のSDカードスロットのサイズに適していたことから今回512GBモデルが発売されることになったようで、
最大読出し速度は95MB/秒、最大書込み速度は75MB/秒で、JetDrive Lite 330シリーズはMacBook Pro (14/16インチ, 2021)の他に、MacBook Pro (Retina) 13インチ (Late 2012~Early 2015)にも対応し、写真や動画、ドキュメントデータを選択して復旧できるデータ復旧ソフト「RecoveRx」も利用可能。
JetDrive Lite 330 512GBモデルの価格は13,000円前後で、、128/256GBモデルは既に発売されているので、興味のある方はチェックしてみてください。
おまけ
ちなみに、Transcendは特に記載していませんが、MacBook Pro (14/16インチ, 2021)のSDカードスロットは旧モデルよりRead値が出ない&SDカードスロットにSDカードを挿入したままMacBook Proをスリープさせると、macOSがクラッシュするという致命的な(macOS 12 Montereyの)不具合があり、個人的には昨年の段階でMacBook ProのSDカードスロットに収まるBaseQi iSDAを購入していましたが、かなりの頻度でmacOSがクラッシュしたため今はMacBook Proから取り外して利用しています。
追記
旧JetDrive Liteを5年ほど前に購入していたのでので「RecoveRx」と「JetDrive Toolbox」をダウンロードして試してみたところ、RecoveRxはApple M1チップ搭載のMacをサポートしているものの、JetDrive Toolboxは現在のところApple M1搭載のMacには非対応となっていました。
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- Mac専用拡張カード JetDrive Lite 330 – トランセンド
コメント
SDカードスロットのバグはMacOS12.2で修正されているようです。
同様にBaseQi iSDA303Aを買い、バグで困っていましたが
MacOS12.2から使用に問題はありません。
>SDカードスロットにSDカードを挿入したままMacBook Proをスリープさせると、macOSがクラッシュする
この不具合はmacOS 12.2で修正されてますよ。ご参考までに。
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