AppleがMacBook Pro (16-inch, 2019)用BootCampドライバを公開しています。詳細は以下から。
MicrosoftのMat Vellosoさんらによると、Appleは現地時間2019年11月19日、MacにWindowsをインストールすることができるBoot CampのWindows用ドライバをアップデートし、新たにMacBook Pro (16-inch, 2019)用のドライバを同梱したそうです。
Update: Bootcamp now working on MacBook pro 16.
Still no tensorflow with gpu though. This Mac could be the best deep learning laptop, but I guess it's a missed opportunity…
— Mat Velloso (@matvelloso) November 20, 2019
確認してみたところ、新しいBoot CampドライバにはMacBook Pro (16-inch, 2019)のHIDが追加されTouch Barが利用できるようになっているほか、Appleが12月に発売を予定しているPro Display XDR用のComposite Driverが追加されているので、MacBook Pro (16-inch, 2019)にWindowsをインストールしてPro Display XDRを接続してもWindows環境でPro Display XDRのUSBポートやTrue Tone(環境光センサー)が利用できると思われます。
グラフィックス
AMDから提供されるように仕様が変更されたBoot Camp用dGPUドライバにはMacBook Pro (16-inch, 2019)に搭載されているAMD Radeon Pro 5x00Mがリストに掲載されていないため、Windows環境でdGPUの性能を最大限に利用できるかは不明です。
おまけ
ただし、今回のBootCampドライバ・アップデートはMacBook Pro (16-inch, 2019)への初期対応で、MacBook Pro 2016/2018ではWindows用のスピーカードライバーの検証が十分にされておらず、特定のアプリで音を出すとMacBook Proのスピーカーからクラック音が出たり、物理的に破壊される不具合が発生し、AppleはMacBook Proを交換する措置をとりましたが、
AppleはMacBook Pro (16-inch, 2019)でもサウンドシステムをアップデートしているため、どうしてもMacBook Pro (16-inch, 2019)でWindowsを動かいたいという方以外にはあまりお勧めしません。
より高い再現性のオーディオエクスペリエンス
16インチのMacBook Proは、完全に再設計された6スピーカーのハイファイサウンドシステムを搭載しており、ミュージシャンやポッドキャスターそしてビデオエディターにノートブック史上最も進化したオーディオエクスペリエンスを提供します。新しい、Appleが特許を持つフォースキャンセリングウーファーはデュアルオポーズドスピーカードライバを使い、音を歪ませる好ましくない振動を低減します。その結果、音楽はかつてなくクリアにかつ自然に聞こえ、低音は半オクターブ下まで聞こえます。Appleが世界最高のノートブック、16インチのMacBook Proを発表 – Apple
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