使っていないMacやiPadをMac/PCのセカンドディスプレとして利用することができる「Luna Display」が英語以外のMagic KeyboardやiPadのトラックパッドのサポートを追加。

Astropad

2022.02.03

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　使っていないMacやiPadをMac/PCのセカンドディスプレとして利用することができる「Luna Display」が英語以外のキーボードやiPadのトラックパッドからのジェスチャをサポートしています。詳細は以下から。

　iPadやディスプレイ付きMacを他のMacやPCのサブディスプレイとして活用できるようにしてくれるユーティリティ＆ドングル「Luna Display」を開発する米Astro HQは現地時間2022年02月01日、「Luna Display v5.1.1 for iPad」および「Luna Display v5.1.2 for Mac」をリリースしたと発表しています。

　Luna Display v5.1.1 for iPad/v5.1.3 for Macでは、Mac/PCアプリでCPU使用率やアプリサイズの削減が行われたほか、英語配列以外のMagic Keyboardの入力が正しく行われるようになり、iPadに接続されたトラックパッドでの2本指スクロール、iPad ProのMagic Keyboardでの右クリックがサポートされています。

　また、使用していないMacのディスプレイを、他のMacのセカンドディスプレとして利用できるようにしてくれるセカンダリアプリ(Mac-to-Mac Mode)では、マルチボタンマウスのサポートやセカンダリMacのマウスポインタを画面外に移動する機能、”Exclusive Fullscreen Mode”を選択することでセカンダリからCommand + Tabでのアプリケーション切り替えが可能になっています。

　この他、今回のアップデートではApple M1チップ搭載のMacを判別し、Apple Silicon Macで扱えるディスプレイの上限に達すると警告が表示されるようになり、サポートチームとのログの共有や診断レポートの改善、一部のWindowsでブラックスクリーンエラーが発生する問題、OS X 10.11 El Capitanでセカンダリアプリがクラッシュする不具合が修正されているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみて下さい。

Apple M1 MacBook Proに2台目のディスプレイとしてLuna Displayを接続しようとしたところ。

Luna DisplayはダミーUSB-C/HDMI/DPドングルを使用するため、仮想ディスプレイではなく、実際のディスプレイをミラーリングしているものと判断されます。

Luna Display v5.1.1

Performance Optimizations

Improved CPU usage for Mac and PC desktop apps
Reduced disk usage on Mac Secondary app
New setting to use Command-Tab to easily switch out of Luna Secondary on your Mac. In preferences, turn off “Exclusive Fullscreen Mode” to allow Command-Tab switching.