Microsoft、macOS 12.1 Montereyへアップグレード後にOneDriveのファイルオンデマンド機能に問題が起こる可能性があるとして対処法を公開しています。詳細は以下から。
Microsoftは昨年12月より、同社のクラウドストレージサービスOneDriveのMacクライアントのInsider版でローカルストレージを占有せずに必要な時だけファイルをダウンロードして利用することができる「ファイル・オンデマンド」機能と「Finder統合」機能のテストをmacOS 12 Monterey以降のMacで行っていますが、
同社によると、古いmacOSから最新のmacOS 12.1 Montereyへアップグレードした場合に、このファイルオンデマンド機能の移行が失敗し、OneDriveが起動できなくなる問題が発生する場合があるとして、01月07日付けでサポートページを公開しています。
macOS 12.1 以降では、 OneDrive ファイル オンデマンド エクスペリエンスが実行されます。 以前のバージョンから macOS 12.1 にアップグレードする場合、 OneDrive はファイル オンデマンド エクスペリエンスを移行する必要があります。自動的に移行されます。 このプロセスが失敗した場合は、エラー メッセージが表示されることがあります。 そのメッセージの例と、問題を解決する方法を次に示します。
macOS OneDrive 12.1 以降のファイル オンデマンドの問題を修正する – Microsoft Support
Microsoftによると、この問題はmacOS 12.1 Monterey以降でOneDriveのファイルオンデマンド機能がデフォルトで有効になるプロセスで発生しており、その要因はシステムコンポーネントの障害やブロック、ファイルシステム(ファイルオンデマンドはAPFSのみサポート)、アクセス権にあり、
必要な場合は、各要因に応じてMacの再起動やファイルシステムのアップデート、以下の手順でOneDriveのリセットを行って欲しいとコメントされているので、この不具合に遭われた方は試してみてください。
OneDriveのデータをリセット
/Applications/OneDrive.app/Contents/Resources/ResetOneDriveAppStandalone.command
- Finderを開き、Applicationsフォルダーに移動します。
- アプリを右クリックし、[パッケージの内容を表示]を選択します。
- [Contents] → [Resources]に移動します。
- ダブルクリックして「ResetOneDriveAppStandalone.command」を実行します。
- 使用しているバージョンによっては「OneDriveResetOneDriveApp.command」である場合があります。
- 新しいOneDriveを起動して、もう一度設定します。
- Save disk space with OneDrive Files On-Demand for Mac – Microsoft Support
- macOS OneDrive 12.1 以降のファイル オンデマンドの問題を修正する – Microsoft Support
コメント
ありがとうございます。
おかげでこの問題が解決しました。