macOS 12 Montereyでは一部の言語環境で機械学習を利用し写真から犬や猫、花の種類やアート、本、建築物の詳細を表示する「Visual Look Up」が可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2021年06月にオンラインで作成したWWDC21の基調講演の中で、写真内のテキストを抽出しコピー&ペーストできるようにしてくれる「テキスト認識表示 (Live Text)」機能を発表し、次いで同じくiOSやmacOSの機械学習(Neural Engine)技術を利用し、
写真内に写る犬や猫の品種、花の名前、アートや本のタイトル、建物の詳細を表示できる「画像を調べる (Visual Look Up)」しましたが、この機能が本日リリースされたmacOS 12 Montereyでも一部の言語環境と地域で利用できるようになっています。
iOS 15/macOS 12 Montereyリリース時点でVisual Look UpをサポートしているのはEnglish(United States)のみで、中国やフランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル語などテキスト認識表示をデフォルトでサポートしている言語/地域でも利用できませんが、
システム環境設定の[言語と地域] → [一般]タブで優先言語を「English」、地域を「United States」に変更してMacを再起動すると、以下のように写真内の生物や建築物の情報をワンクリックで表示してくれるので、Macを英語環境で利用されている方は試してみてください。
おまけ
Macが写真内のオブジェクトを特定しVisual Look Upが可能になるまで多少の時間がかかりますが、Visual Look Upが可能になるとQuick Lookやプレビューアプリ、写真アプリの情報アイコン(ℹ️)にキラメキ(Sparkle)が付きます。
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