MacのディスプレイをPCのセカンドディスプレイに出来るPC-to-Mac ModeとiMacを4K@60Hz/5K@45Hzのディスプレイとして扱えるようにした「Luna Display v5.1」がリリース。

Astropad
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 MacのディスプレイをPCのセカンドディスプレイに出来るPC-to-Mac ModeとiMacを4K@60Hz/5K@45Hz解像度のディスプレイとして扱えるようにした「Luna Display v5.1」がリリースされています。詳細は以下から。

Luna Display v4.5

 iPadをMacの液タブやセカンド/サブディスプレイとして活用できるようにしてくれる「Astropad/Luna Display」シリーズを開発する米Astro HQは現地時間2021年12月01日、Luna Displayドングルを利用してiPadやiMac/MacBookのディスプレイをMacのセカンドディスプレとして活用できるようにしてくれる「Luna Display」の最新バージョンとなる「Luna Display 5.1」をリリースし、

Luna Display 5.1

同バージョンでMac-to-Macまたは以下で説明するPC-to-Mac Modeで古いiMacの4Kや5Kディスプレイを4K@60Hzまたは5K@30Hz解像度とリフレッシュレートでMacやPCのサブディスプレイとして扱えるようにしたと発表しています。

Luna Display 5K support and 5.1 PC-to-Mac-mode

A highly anticipated request from our users — now you can use your 4K or 5K computer as a second display at the full resolution. 💎 Make the most of every pixel for a super sharp display with Luna. *Note: 5K support requires a USB-C Luna. Resolutions beyond 4K require macOS Big Sur or later.

5K Support and ‘PC-to-Mac Mode’ in Luna Display 5.1 – Astropad Blog

Luna Display 5.1の新機能

4K/5K解像度

 Appleは2015年より販売を開始したRetina 5Kディスプレイ搭載のiMacでは、iMacと他のMacをThunderboltケーブルで接続し、4K/5K iMacのBuild-Inディスプレイを外部ディスプレイのように扱えるTDM(ターゲット・ディスプレイ・モード)が利用できなくなりました。

iMac 5K not support target display mode

 これに対し、本日リリースされたLuna Display v5.1では使わなくなった古いiMacを新しいMacのセカンドディスプレイとして活用できるようにするMac-to-Mac Modeがアップデートされ、環境設定の[Luna Displayタブから最大5K解像度とリフレッシュ(30Hz, 45Hz, 60Hz)が選択できるようになっています。

Luna Display最大解像度とリフレッシュレートの設定

 4K~5KのiMacをMacやPCのセカンドディスプレとして扱えるようにするにはUSB-CタイプのLuna Displayドングルが必要で、PCでは4K@60Hzから最大5K@30Hzまで、Macでは4K@60HzからmacOS 11 Big Sur以降で5K@45Hz出力が可能で、macOS 12 Montereyの新機能のAirPlay to MacでM1 iMac4.5Kを外部ディスプレイとして扱ったように、EthernetやThunderbolt接続での利用が推奨されています。

AirPlay to Mac over Thunderbolt 3

PC-to-Mac Mode

 Luna Displayでは、新しいiMacやMacBookを購入し使わなくなった古いiMacやMacBookのディスプレイを新しいMacのセカンドディスプレイとして活用できるようにする「Mac-to-Mac Mode」が利用できますが、Luna Display 5.1では使わなくなった古いiMacやMacBookのディスプレイをPCのセカンドディスプレとして活用できるようにしてくれる「PC-to-Mac Mode」がサポートされました。

 PC-to-Mac Modeのシステム要件はPCがWindows 10 64-bit Build 1809以降、MacがmacOS 10.11 El Capitan以降で、4K以上のiMacを扱う場合はmacOS 11 Big Sur以上かつパフォーマンスを最大限に活かすためにEthernet接続が推奨されています。

Luna Display PC-to-Mac Mode

その他

 この他、Luna Display 5.1ではLuna Displayを利用しているiPadでMagic KeyboardとTrackpadによる操作がサポートされ、iPadをニュースやスピーチ原稿、楽譜などを映し出すテレプロンプターにするTeleprompter Modeと会社のオフィスなど同一Wi-Fiネットワーク内でLuna Displayを利用する際に他人のMac(Luna Display)に接続するのを防ぐOffice ModeがPCでサポートされています。

Teleprompter ModeとOffice Mode

25%セール

 Luna Display v5.1はiPad, Mac, PCクライアント全てをアップデートする必要があり、システム要件も少し厳しくなっていますが、Astro HQは今回のアップデートに合わせて25%OFF(ブラックフライデーは30%OFFでした)+送料無料セールを12月02日まで開催しているので、古い4K/5K iMacを有効活用したい方はチェックしてみてください。

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