AppleがiOS/iPadOS 15の新機能となるSharePlayやUniversal Control、Find MyネットワークでのAirPodsを探す機能は今年の秋に提供すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年09月14日午前2時からスペシャルイベント「California streaming.」を開催し、その中で「iPad (第9世代)」やオールスクリーンデザインの「iPad mini」、新しいカメラシステムとA15 Bionicチップを搭載した「iPhone 13」シリーズなどを発表しましたが、
同時に現在Beta版を提供している「iOS 15/iPadOS 15」を現地時間2021年09月20日、日本時間09月21日に正式リリースすると発表し、加えて、iOS 15/iPadOS 15のいくつかの新機能が初期リリースでは提供されないと通知しています。
初期リリースは提供されない機能
AppleはiOS 15/iPadOS 15およびmacOS 12 Montereyで、FaceTimeのビデオ通話を利用して他のユーザーと映画や音楽、Webサイト、ゲームなどをリアルタイムで同時に視聴/体験を共有できる「SharePlay」機能を提供すると発表していますが、
Appleが先程更新[1, 2]したiOS 15/iPadOS 15の新機能ページによると、このSharePlay機能は全て初期リリースではサポートされず、今年の秋に提供される事が追記されており(開発者には既に発表済)、
*Coming later this fall.
iOS 15 – Features – Apple
加えて、iPhoneやMac, 紛失防止タグAirTagなどでも利用しているAppleのFind Myネットワークを通して紛失したAirPods ProおよびAirPods Maxのおおよその位置を特定できる機能も今年の秋の提供に変更されています。
また、macOS 12 MontereyのリリースがiOS 15/iPadOS 15と異なり、今年の秋の予定となっているため、Mac接続されている1組のキーボードとマウスで、複数台のMacとiPadを操作できる「ユニバーサルコントロール (Universal Control)」の機能も今年の秋の提供に変更されているので、昨年のiOS 14/iPadOS 14同様、iOS 15/iPadOS 15のすべての機能は年内のソフトウェアアップデートで徐々にロールアウトされるようです。
おまけ
iPadOS 15の機能ではありませんが、iPad上でiPhone/iPadアプリを開発&App Storeに提出することが可能になる「Swift Playgrounds」も2021年後半に利用できるようになると記載されています。
**2021年後半に利用できるようになります。
iPadOS 15 – Apple
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