Apple、マスク着用時にApple Watchを利用してiPhone 13のロックを解除できない不具合を修正した「iOS 15.0.1」と「iPadOS 15.0.1」をリリース。

iOS15

2021.10.02

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　Appleがマスク着用時にApple Watchを利用してiPhone 13のロックを解除できない不具合を修正した「iOS 15.0.1」と「iPadOS 15.0.1」をリリースしています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2021年10月01日、09月21日に正式リリースを開始した「iOS 15/iPadOS 15」のHotfixとなる「iOS 15.0.1/iPadOS 15.0.1」をiPhone 6s以降のiPhone, 第7世代iPod touch, 全てのiPad Proモデル, iPad Air 2以降, 第5世代iPad以降, iPad mini 4以降のiPadデバイス向けに公開しています。

修正された不具合

　Appleが公開したリリースノートによると、今回のアップデートではセキュリティアップデートは含まれていないものの、Appleが先日不具合を今後のアップデートで修正すると発表した「ユーザーの顔がマスクで隠れていてもiPhone(Face ID)のロックを解除することができる「AppleWatchでロックを解除」機能がiPhone13シリーズで利用できない」不具合と、

Apple Watchと通信できません

To fix this issue, update your iPhone 13 device to iOS 15.0.1.

If Unlock with Apple Watch isn’t working on your iPhone 13 – Apple Support

iOS 15/iPadOS 15へアップグレードしたiPhoneおよびiPadに十分なストレージの空き容量があるにもかかわらず、設定アプリに「空き容量が残りわずかです (iPhone Storage Almost Full)」という警告が表示される不具合が修正されたそうなので、上記のような不具合に合われていた方は時間を見つけてアップデートしてみてください。

iOS 15.0.1 and iPadOS 15.0.1
This update has no published CVE entries.

Apple security updates – Apple Support

おまけ

　なお、今回のアップデートにはセキュリティアップデートは含まれていないそうですが、iOS 15/iPadOS 15からはmacOSと同じようにセキュリティアップデートを受けながら旧iOS 14.xを使い続けることが可能になっており、iOS 15.0.1リリース後もiOS 14.8の発行は継続されていたので、利用しているアプリや周辺機器とiOS 15/iPadOS 15との互換性が確認されるまで、ユーザーは旧iOS 14.xを使い続けることができます。