Webサイト上部にアプリのプロモーションとして表示されるスマートアプリバナーを非表示にしてくれるiOS 15のモバイルSafari向け機能拡張「Unsmartifier」がリリース。

　Webサイト上部にiOSアプリのプロモーション用に表示されるスマートアプリバナーを非表示にしてくれるiOS 15のモバイルSafari向け機能拡張「Unsmartifier」がリリースされています。詳細は以下から。

　Safariでアプリケーションに対応したWebサイトやショッピングサイトを開くと、Webサイト上部にアプリのプロモーションのための「スマートアプリバナー (Smart App Banners)」が表示されることがありますが、iOS/iPadOSのモバイルSafariでこのスマートアプリバナーが表示されると、ただでさえ少ないWebサイトのセーフエリア(表示領域)が、より制約を受けるため、このスマートアプリバナーを非表示にしてくれるiOS 15/iPadOS 15のモバイルSafari向け機能拡張「Unsmartifier」が新たにリリースされています。

Remove Smart App Banners in Safari
Unsmartifier is a Safari Web Extension that lets you remove annoying Smart App Banners that wants you to download an App for the current webpage.

Unsmartifier – App Store

Unsmartifierの使い方

　Unsmartifierを開発＆公開したのはYouTubeなどのHTML5ビデオをピクチャー・イン・ピクチャー表示にしてくれるSafari機能拡張「PiPifier」を公開しているドイツのArno Appenzellerさんで、使い方はアプリをインストールして設定アプリの[Safari] → [機能拡張]でUnsmartifierを有効にし、全てのWebサイトへのアクセス許可を与えるだけで、Webサイトに掲載されているスマートアプリバナーを削除することができます。

　Unsmartifierが削除(非表示)にしたスマートアプリバナーの数はSafariの機能拡張 → [Unsmartifier]から確認可能で、YouTubeやTwitterなどアプリに関連付けられたバナーは非表示にできないそうですが、アプリはPiPifierと同じくApp Store無料で公開されており、アプリ内課金で開発者を支援(紅茶をおごる)することができるようになっているので、スマートアプリバナーを非表示にしたい方は試してみてください。

• Unsmartifier – App Store