macOS 12 MontereyではMacに搭載されているディスプレイに別のAppleデバイスの映像を表示&再生できる「AirPlay to Mac」が利用可能になります。詳細は以下から。
Appleは日本時間2021年06月08日から完全オンラインで開催しているWWDC21で次期Mac用OS「macOS 12 Monterey」などを発表しましたが、このmacOS 12 Montereyでは、Macに搭載/接続されているディスプレイに他のAppleデバイスの映像を表示&再生する「MacにAirPlay (AirPlay to Mac)」が利用可能になります。
AirPlayは主にApple TVに接続しているテレビにMacやiPhone, iPadで再生している映像や作成したプレゼンテーションを表示したりする目的で使われてきましたが、このAirPlayがMacに出力することが可能になることで、MacBookのRetinaディスプレイに映像を表示したり、iPadで作成しているプレゼンテーションやスケッチをiMacのRetinaディスプレイに表示し他のユーザーから意見を求めることができるようになります。
AirPlay to Macが利用可能なMacは以下のAppleデバイスで、更に古いiPhoneやiPad、Macでも低解像度ならばミラーリングすることも可能で、同時にmacOS 12 MontereyではMacに接続されているスピーカーに他のAppleデバイスで再生している曲を転送できる「AirPlay speaker」もサポートされます。
AirPlay to Macサポートデバイス
- MacBook Pro (2018 and later)
- MacBook Air (2018 and later)
- iMac (2019 and later)
- iMac Pro (2017)
- Mac mini (2020 and later)
- Mac Pro (2019)
- iPhone 7以降のiPhone
- iPad Pro (2nd generation and later)
- iPad Air (3rd generation and later)
- iPad (6th generation and later)
- iPad mini (5th generation and later)
おまけ
Appleは「AirPlay to Mac」で他のAppleデバイスからMacのディスプレイに映像を転送できると発表しましたが、Luna Displayの「Mac-to-Mac」モードのように、古いMacを新しいMacのセカンドディスプレイとして利用できるかは不明です。
コメント
考えてみれば今までなかったのが不思議って気もする
MBP2017サポート外悲しい
英語版Monterey Preview > See a full listのページに
> Use AirPlay to send content to your Mac from an iPhone, iPad, or even another Mac.
とあるのでセカンドディスプレイとしての利用もできそうです。