Apple、M1チップ搭載のiMac (24-inch, M1, 2021)でエラーが発生しファームウェアの復元を行わなければならない場合の使用ポートと対処法を公開。

　AppleがM1チップ搭載のiMac (24-inch, M1, 2021)でエラーが発生しファームウェアの復元を行わなければならない場合の使用ポートと対処法を公開しています。詳細は以下から。

　Appleは2017年に発売したiMac Pro (2017)以降、デバイスコントローラーとセキュリティチップを担うMac専用のSoC「Apple T2」をMacに搭載しましたが、このApple T2チップはmacOSのアップデート時などにファームウェアのアップデートに失敗した場合、Apple Configurator 2を搭載した他のMacからチップを復元することが必要となっています。

実際には「最新のファームウェアにアップデートしますか？〜」というメッセージが表示されます。

これは2020年からMacに採用されたApple M1チップでも同様で、Appleは今月下旬に発売を計画しているiMac (24-inch, M1, 2021)の復元方法についも新たに情報を公開したと、システム管理者向けに通知しています。

macOSのアップデートやアップグレード中の停電など、非常にまれな状況でMacが反応しなくなった場合は、ファームウェアを復活させる/復元する必要がある場合があります。

Apple Configurator 2でAppleシリコンを搭載したMacを復活させる/復元する – Apple サポート

iMac (24-inch, M1, 2021)を復元する

　Appleが新たに公開(アップデート)したApple Configurator 2のサポートドキュメントによると、iMac (24-inch, M1, 2021)も他のApple M1チップ搭載のMacと同じくDFU(Device Firmware Update)モードからファームウェアを復元するには、macOS Catalina 10.15.6以降を搭載した別のMacに最新のApple Configurator 2アプリとUSB-C/-A to USB-Cケーブル、インターネット環境が必要で、

Apple M1チップのファームウェアへアクセスできるのはiMacの背面向かって一番右側のThunderboltポートとなっているそうなので、何らかの原因でiMac (24-inch, M1, 2021)が文鎮化してしまった場合は以下の手順を試してみてください。。

• ‎Apple Configurator 2 – Mac App Store
• Apple Configurator 2でAppleシリコンを搭載したMacを復活させる/復元する – Apple サポート