Undo/Redoをサポートしたライブ配信アプリ「OBS Studio v27.0」のRC1が公開されています。詳細は以下から。
OBS (Open Broadcaster Software) Projectは現地時間2021年04月03日、クロスプラットフォーム対応のライブ配信アプリ「OBS Studio」の次期アップデートとなる「OBS Studio v27.0」のRelease Candidate(RC1)版を公開したと発表しています。
We have Release Candidate build for OBS Studio v27 available for testing! This will be a major release with lots of new features, including:
- Undo/Redo (Ctrl+Z to Undo and either Ctrl+Shift+Z or Ctrl+Y to Redo)
- Source Transitions when hiding/unhiding sources
OBS Studio 27 Release Candidate – OBS Forums
OBS Studio v27.0で実装予定の新機能
Undo/Redo
まず、OBS Studio v27.0ではユーザーからリクエストの多かったUndo/Redo機能が実装されるそうで、ソースの移動や拡大縮小、挿入/削除などほぼすべての操作でUndoCommand + ZとRedoCommand + Shift + Zが可能になっています。
ソースのトランジッション
OBSではシーンの変更にカッドやフェードイン/アウト、スワイプ、スライドなど様々なトランジッションを行うことができますが、OBS Studio v27.0では、この機能がソースを隠す/表示する際にも利用できるようになります。
外部サービスとの連携
OBS Studioは現在Twitch(Amazon)やFacebook、YouTube(Google)など多くの企業がスポンサーとなり開発を支援し、OBS Studioにも、それらサービスとの連携機能が実装されていますが、OSB Studio for macOS/Linux v27.0では、Twitchなど外部サービスとの連携がより簡単になり、
現在最新バージョンのOBS Studio v26.xではサーバー(Twitchの場合)やストリームキーの入力が必要なのに対し、v27.0 RC1ではWebログインで外部サービスとの連携が可能になっています。
ブラウザドック
また、同じくOSB Studio for macOS/Linux v27.0では、カスタムブラウザドックがサポートされ[表示] → [ドック] → [カスタムブラウザドック]でTwitterやWebベースのタイマーやRTA情報などをドックとして追加することが可能になっています。
この他にもOBS Studio v27ではTrack MatteトランジッションやWindows版での”Black Screen”問題、新しい”Missing Files”ダイアログ、Linux版でのWaylandサポートやsRGBカラーフォーマットのサポートなどが行われる予定となっているので、気になる方はRC版を試してみてください。
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