オープンソースのライブ配信アプリ「OBS Studio」の公式サイトを装い、マルウェアをダウンロードさせるサイトが確認されているとしてOBS Projectが警告しています。詳細は以下から。
ライブ配信アプリOBS(Open Broadcaster Software) Studioを開発しているOBS Projectは現地時間2021年06月21日、ここ数日の間にGoogle検索で「OBS」を検索すると、OBSの公式サイトを装いマルウェアをダウンロードさせようとする偽装サイトが複数確認されたとして、OBS Studioユーザーに対し警告しています。
Beware! There are several fake websites advertised on Google when you search for OBS. These contain malware downloads which will compromise your PC.
Never click ads when trying to visit our site – always go directly to https://t.co/Z9F2dM5HFM.
— OBS (@OBSProject) June 21, 2021
OBS Studioは以前にも偽のFacebookページが開設され、そこからOBS Studioの公式サイトに似せたランディングページにアクセス、マルウェアを同梱したOBS StudioのアーカイブをDropboxなどからダウンロードさせる問題が確認されていましたが、最近では複数偽装サイトが「OBS」の検索結果に表示されるようになっているそうです。
既に多くの偽装サイトはGoogleの検索結果から削除され、Googleのセーフブラウジングやサードパーティ製セキュリティアプリでも警告を出すようになっていますが、OBS Studioの公式ページとGitHubリポジトリのURLは以下の通りなので、ユーザーの方は注意してください。
- OBS Project – GitHub
- Open Broadcaster Software – OBS
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