macOS 11.1 Big Surで保存ダイアログのサイズが記憶されない/ダイアログ表示中にウィンドウがドラックできない不具合があります。詳細は以下から。
Appleは日本時間2020年11月13日より、デザインを刷新した「macOS 11 Big Sur」の提供を開始しましたが、このBig Surでは保存ダイアログなどの「Document-Modal Dialogs」がシートデザインからボックスデザインへ変更されましたが、このBig Surのダイアログでいくつかの不具合が確認されています。
サイズが保存されない
macOSのアプリケーションダイアログはファイルやドキュメントの名前と保存場所を指定するコンパクトなダイアログの他に、新規フォルダや保存場所に指定したフォルダにあるファイルを参照できる拡張ダイアログらありますが、
Appleが現地時間2020年12月14日にリリースしたBig Surの最新バージョンとなる「macOS 11.1 Big Sur Build 20C69」では、この拡張ダイアログのサイズが記録されずに、新規/保存ダイアログを開くたびにダイアログのサイズが初期化されてしまう不具合が確認されています。
ダイアログ表示中にドラックできない
また、macOS 11.0 ~ 11.1 Big Surではダイアログを表示してグレーアウトになっているアプリケーションウィンドウをドラックできない不具合も確認されており、
これに関してはツールバー上下の数ピクセルだけがドラッグできる場合があるそうなので、問題に遭われている方は試してみてください。
🤣it's actually draggable! But you have to point to this 2px between the edge and the toolbar! pic.twitter.com/wom3ylNgae
— Andrey Okonetchnikov (@okonetchnikov) December 14, 2020
追記
macOS 11 Big Surで保存や開く、新規作成ダイアログのサイズが記憶されない不具合は現地時間2021年02月01日にリリースされた「macOS 11.2 Big Sur Build 20D64」で修正されたようです。
- Big Sur – New/Open/Save dialog box -size won’t save – Apple Community
コメント
>macOS 11 Big Sur(右)とmacOS 10.15 Catalina(左)の保存ダイアログ
逆じゃね
ご指摘ありがとうございます。先程訂正したので、WordPressのキャッシュがクリア後に修正されていると思います。
>macOS 11 Big Sur(左)とmacOS 10.15 Catalina(右)の保存ダイアログ
こういう細かいバグは把握しててもなかなか直してくれなかったりすんだよな