Appleが複数の脆弱性を修正した「macOS Big Sur 11.6.8」と「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-005」、「Safari 15.6」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年07月20日、IntelやApple Silicon向けに「macOS 12.5 Monterey」を正式にリリースしましたが、同時に、現在もセキュリティサポートを続けているmacOS 11 Big SurとmacOS 10.15 Catalina向けに「macOS Big Sur 11.6.8」と「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-005」を公開しています。
このアップデートをすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
リリースノートより抜粋
Appleが同時に公開したセキュリティコンテンツによると、今回のセキュリティアップデートではAPFSやAudio、Intel Graphics Driverの脆弱性により、悪意のあるアプリにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある脆弱性などが修正されており、
修正された脆弱性はmacOS 11.6.8 Big SurがCVEベースで32件、macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-005が38件で、同時にリリースされた「Safari v15.6」*にも3件の脆弱性が含まれているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをお勧めします。
macOS Big SurとCatalinaのアップデート
macOS 11.6.8 Big Sur/macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-005 10.15.7 –– 再起動が必要です
- このアップデートをすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
Safari 15.6
- Safari 15.6には、セキュリティアップデートが含まれています。このアップデートを適用すると、タブが前のWebページに戻されることがある問題が修正されます。
- Apple security updates – Apple Support
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