AppleがmacOS 11.1 Big SurでmacOS 11.0.1アップグレード後に起動しなくなる問題が発生していた2013~2014年製のMacBook Proのサポートを再開しています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2020年11月12日にリリースした「macOS 11.0.1 Big Sur Build 20B28」では、2013年から2014年にかけて開発されたMacBook Pro 13-inchモデルにBig Surがアップグレードできない/アップグレード後に起動しなくなる(文鎮化する)不具合が報告され、Appleは一時、不具合が報告されているMacBook ProのBoardIDを除外したBig Surのインストーラーを公開していましたが、
現地時間2020年12月14日にリリースされた「macOS 11.1 Big Sur Build 20C69」のインストーラーでは、BoardID「Mac-189A3D4F975D5FFC」が再び追加され、対象のMacBook Proへのインストールが可能になっています。
ただし、Appleは現在のところサポートページをアップデートしておらず、文鎮化するとBoot画面が表示される前に固まり、Time Machineバックアップがあっても復旧できないため、対象のMacBook ProをBig Surへアップグレードされる方は注意してください。
MacBook Proの文鎮化問題
対象のMacBook Pro
- MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)
- MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)
タイムライン
- 2020年11月12日:
▶macOS 11.0.1 Big Sur Build 20B28がリリース。 - 2020年11月16日頃:
▶2013~2014年製の古いMacBook ProがmacOS 11 Big Surアップグレード後に起動しなくなる不具合が報告される。 - 2020年11月19日:
▶Appleがこの問題に対しサポートドキュメントを公開。 - 2020年11月19日:
▶Appleが対象のMacBook ProのBoardIDをインストーラーから除外した「macOS Big Sur 11.0.1 Build 20B50」を公開。 - 2020年12月14日:
▶対象のMacBook Proのアップグレードを可能にした「macOS 11.1 Big Sur Build 20C69」を公開。
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