macOS 11 Big SurおよびiOS 14のSafari v14ではfont-familyでシステムフォントSFとNYフォントが利用可能に。

What's new for web developers Safari
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 macOS 11 Big SurおよびiOS 14のSafari v14ではfont-familyでシステムフォントであるSFとNYフォントが利用可能になるそうです。詳細は以下から。

AppleのSan Francisco

 Appleは現地時間の2020年06月21日より世界開発者会議(WWDC20)をオンラインで開催していますが、その中のセッション10663「What’s new for web developers」によると、今年の秋にリリースされるmacOS 11 Big Sur/iOS 14のデフォルトブラウザとなる「Safari v14」では、CSSのfont-familyプロパティーでAppleOSのシステムフォントが指定できるようになるそうです。

What's new for web developers

System font families

font-family: system-ui;
font-family: ui-sans-serif;
font-family: ui-serif;
font-family: ui-monospace;
font-family: ui-rounded;

 現在、AppleOSのシステムフォントにはSan FranciscoとNew Yorkが使用されていますが、Safari v14ではui-sans-serifでSan Francisco、ui-serifでHistoricalスタイルのNew York、ui-monospaceでXcodeやターミナルに利用されている等幅フォントSF Mono、ui-roundedでwatchOSで利用されているSF Roundedが指定できるようになっており、

WebKit/Safari v14でサポートされるシステムフォント

これによりWebアプリの開発者は、より簡単にAppleOSに馴染むWebアプリを開発できるようになっているので、興味のある方はSafari v14のプレビュー版となるSafari Technology Preview 109以降を利用してみて下さい。

WebKitがSFシステムフォントをサポート

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