Mac mini (2018)にGPUを2台接続可能なDockを公開したAnimaionicが、今度は1250W電源とGPUを3台搭載可能なDock「ANIMAIONIC MAXIMUS」をKickstarterで公開しています。詳細は以下から。
英・ロンドンのAnimaionic Ltdは現地時間2020年02月19日、PCIe x16スロットを3つと1250W電源を搭載し、GPUなどSingle/Double Width&Full lengthのPCIeカードを3台搭載可能なDockステーション「ANIMAIONIC MAXIMUS」を新たに公開し、クラウドファンディングサイトKickstarterで開発資金を募っています。
ANIMAIONIC MAXIMUS is an innovative PCIe multi-slot docking station for Apple computers, allowing most demanding users to customize and expand their Macs with standard PCIe cards.
ANIMAIONIC MAXIMUS – brings three PCIe slots to Apple Mac by ANIMAIONIC — Kickstarter
ANIMAIONIC MAXIMUS
ANIMAIONIC社は以前、フルサイズのGPUを2台とM.2フォームファクタのNVMe SSDを4台接続可能なMac mini (2018)用Dockステーション「ANIMAIONIC」をKickstarterに公開し、ファンディングに失敗していましたが、
ANIMAIONIC MAXIMUSはMac mini (2018)だけではなく、Thunderbolt 3ポートを搭載したiMac Pro (2017)やMacBook Proシリーズなどに対応し、Mac mini (2018)やMacBook ProをMac Pro (2019) + Vega II Duoクラスのパフォーマンスまで引き上げることができるそうで、
AppleはmacOS 10.15 CatalinaでマルチGPU(eGPU)のサポートを強化し、アクティビティモニタでは以下のように各eGPUが接続されているThunderbolt 3ポートの番号が確認可能で、FCPXやMotionのレンダリングが各GPUに最適に割り当てられるようになっています。
また、各PCIeデバイスは独立しているため、ANIMAIONIC MAXIMUSには3つのThunderbolt 3ポートを搭載し、Thunderbolt 3ケーブルが合計3本同梱され、eGPUを2台とNVMe SSDを1台Mac mini (2018)に接続するといった使い方も可能。
ANIMAIONIC MAXIMUSのキャンペーンは目標資金額が250,000ポンド(約3千6百万円)に設定されており、キャンペーンが成功すればSuper Early Bird(出資者)は、349ポンド(約49,774円)の出資でANIMAIONIC MAXIMUS Dockステーション1台を2020年07月頃に手に入れることができるそうなので、興味のある方はKickstarterのキャンペーンサイトをチェックしてみてください。
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