Thunderbolt 3を搭載していない古いMacでもAMD/NVIDIA eGPUを有効にできるスクリプト「PurgeWrangler」がv4.0へアップデートされています。詳細は以下から。
purge-wrangler.shは米ジョージア州のソフトウェアエンジニアMayank Kumarさんが開発&公開しているeGPU用スクリプトで、AppleがサポートしていないThunderbolt 1/2を搭載したMac(macOS 10.13.4以上)でもeGPUを有効にできる機能がありますが、このpurge-wranglerがv4.0.xへアップデートしています。
PurgeWrangler 4 brings significant improvements to eGPU setup on macOS:
- New NVIDIA eGPU patching system (credits @goalque)
- Drops requirement for NVDAEGPUSupport.kext
- Built-in NVIDIA Web Driver installation/removal
- Removes eGPU eject menu for NVIDIA eGPUs
リリースノートより抜粋
purge-wrangler.sh v4.0.xではNVIDIA eGPU用の新しいパッチシステムが導入され、NVIDIA Web Driverのインストール&アンイストールが可能になった他、インストール方法も対話式になり、より簡単にセットアップができるようになったので、古いMacでeGPUを利用したい方はチェックしてみてください。
追記
Macに外部ディスプレイを接続しなくても、MacBook ProやiMacの内部ディスプレイでeGPUを各アプリが利用できるようなるスクリプト「set-egpu.sh」も同時に公開されたそうです。(コメント欄でのご指摘ありがとうございます)
コメント
Kumarさんこれとset-eGPU.shていうiDisplayでeGPUを利用できるドライバも公開してるので一緒に紹介してあげて!