MicrosoftがChromiumベースのWebブラウザ「Microsoft Edge for macOS/Windows」を正式にリリースしています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2020年01月15日、2018年12月に発表しBeta, Dev, Canary Channelを通じて開発を続けてきた、Chromiumオープンソース・プロジェクト採用のmacOS/Windows対応Webブラウザ「Microsoft Edge」を正式にリリースしたと発表しています。
From this incredible momentum, today I’m pleased to announce the new Microsoft Edge is now available to download on all supported versions of Windows and macOS in more than 90 languages. Microsoft Edge is also available on iOS and Android, providing a true cross-platform experience.
New year, new browser – The new Microsoft Edge is out of preview and now available for download – Windows Experience Blog
これにより、Microsoft EdgeはmacOS/Windowsに加えiOS(WebKit)/Android(Blink)のクロスプラットフォームをサポートしており、90以上の言語で最適化され、macOS版ではデフォルトブラウザであるSafariやいち早くTouch Barに対応したOperaなどを見習いMacBook ProやSidecarで利用可能なTouch Barのエクスペリエンスを向上させています。
また、未だにWebM/VP9がサポートされていないSafariでは利用できないYouTubeの4K(2160p)ストリーミングオプションやAAD、Dolby Audio、PDFへのInk機能、Microsoft Bing検索の統合機能などもサポートしており、
新規タブの画面レイアウトはよく使うWebサイトのリンクが並ぶ[シンプル]、Bing検索と同じ[イメージ]、おすすめの情報やニュースを表示する[ニュース]からカスタマイズ、ユーザー情報を収集するトラッカーに渡す情報はプライバシーとサービスパネルから[基本]、[バランス]、[厳重]を選択することが出来ます。
その他、IT管理者向けにはレガシーなInternet Explorer限定サイトを表示するための「Internet Explorer Mode (Windows版のみ)」が利用できるほか、デプロイ用のオフラインパッケージとポリシーが用意されています。
リリースされたMicrosoft EdgeのStable版はv79.0.309.65で、2020年末の完全廃止が決定している「Adobe Flash」はデフォルトで無効化(ブロック)されており、Microsoftは今後ともBeta, Dev, Canary Channelを通じて新機能をテストしていくとコメントしています。
- Download New Microsoft Edge Browser – Microsoft
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