Microsoftが開発中の「Microsoft Edge」のDev版でエクスペリエンスを改善したそうです。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2019年12月11日~20日にかけて、現在Chromiumベースに移行/開発中のWebブラウザ「Microsoft Edge for Mac」のCanaryおよびDeveloper Build版で、MacBook ProやSidecarに搭載されている「Touch Bar」とのエクスペリエンスを改善したと発表しています。
We feel that we understand the feedback and have made changes to address many of them. You can check out the latest Touch Bar experience on your Macs in the latest Canary and Developer builds.
Try the revamped Touch Bar experience on Microsoft Edge on Mac – Microsoft Tech Community
Touch Bar on Microsoft Edge for Mac
Microsoftは05月に公開されたMicrosoft Edge for Mac Canaryよりダークモードやタブやアドレスバー、ツールバー、メニューなどの対応を勧めており、そのうちの1つである「Touch Bar」についてはユーザーから多くのフィードバックを得たとして、以下の改善を行ったそうです。
Tab scrubber
タブ表示時のMicrosoft Edge for MacはSafariやOperaに近く、Touch Bar上にタブで開いているWebサイトのFaviconを表示する(Safariはスクリーン)ようになっていますが、タブを移動使用のFaviconをスクロールしようとしたさい、
テキスト入力エリアがあるWebサイトが途中にあると、Touch Bar上のFaviconがテキストの予測変換候補に変わり、タブの移動(Tab scrubber)が中断されることから、多くのユーザーから不満が出ていたそうですが、
今回のアップデートではユーザーが入力を開始するまで予測変換候補を表示しないように仕様が変更されており、その他、タブ表示ではWebサイトのFaviconがTouch Bar上でより目立つようバックプレートの色が調整されているそうです。
Media scrubber
macOSのデフォルトブラウザであるSafariでは、YouTubeなどのメディアをSafari上で再生すると、Touch Bar上に「再生・停止ボタン」と「シークバー」のコントロールバーが表示されるようになっていますが、
同様のMedia Scrubber機能を備えたMicrosoft Edgeでは、これまで音量のコントロールバーと似ていたMedia Scrubberのデザインをよりメディア操作ライクにするとともに、操作中にリアルタイムでタイムスタンプの位置が表示されるようになっています。
また、フルスクリーン時には現在再生中の動画の再生時間と残り時間が表示されるようになり、アラビア語などのRight-to-Left言語にも対応したそうです。
ChromiumベースのMicrosoft Edgeのリリースは現地時間2020年01月15日で、Microsoftは今後Touch BarからのPinPの実行、Web dev toolsへの対応も行っていくそうなので、MacBook ProやSidecarユーザーの方はチェックしてみてください。
- Microsoft Edge Insider – Microsoft
- Try the revamped Touch Bar experience on Microsoft Edge on Mac – Microsoft Tech Community
コメント
AppleがTouchBar諦めたら消え去る機能だけどなぁ。
ESCの物理ボタン対応してこのままいく感じだろうか。
まぁTouchBar云々はさておきBeta版Edgeはなかなか具合良く動作している。長期間ストリーミング流しっぱなしとかしてもメモリー占有サイズが肥大化せず軽快だ。