Microsoftが次期バージョンの「Microsoft Edge」から他のChromiumベースのブラウザと時期を合わせてAdobe Flashの廃止を進めると発表しています。詳細は以下から。
Microsoftは現在、同社のデフォルトWebブラウザである「Microsoft Edge」をChromiumベースへ移行するため、Canary/Dev/BetaChannel版を公開し開発を進めていますが、Microsoft Edge Teamは現地時間2019年08月30日、ChromiumベースのEdgeとInternet ExplorerでAdobe Flashの廃止を今後どう行っていくかを公式ブログにて公開しています。
In the next version of Microsoft Edge (built on Chromium), we will continue to retire Flash in the same timeframe as other Chromium based browsers. You can learn more of that timeline in this blog post. Flash will initially be disabled, and the user will need to re-enable Flash on a site-by-site basis; Flash will be completely removed from the browser towards the end of 2020.
Update on removing Flash from Microsoft Edge and Internet Explorer – Microsoft Edge Blog
Chromiumと同じタイムフレームで廃止を進める。
Edge Teamによると、Microsoftは次期バージョンのMicrosoft Edge(Chromiumベース)から、他のChromiumブラウザと同じタイムフレームでAdobe Flashの廃止を行う計画で、Googleが「Google Chrome v76」でFlashをデフォルトで無効化した通り、次期バージョンのEdgeでもFlashがデフォルトで無効化され、2020年末には完全に廃止するそうです。
chrome://settings/content/flash
ChromiumベースのMicrosoft Edge(Beta)では既にChrome v76同様にFlashがデフォルトで無効化されており、有効にすると起動時に「Flash Playerは2020年12月以降サポートされなくなります。」というMicrosoft Blogへのリンク付き警告が表示されるようになっていますが、これはChromiumベースのMicrosoft Edgeのみの仕様で、EdgeHTMLベースのEdgeとInternet Explorer 11は引き続き2019年中は現在の仕様を維持するそうです。
For both the in-market version of Microsoft Edge (built on EdgeHTML) and Internet Explorer 11, the current experience will continue as-is through 2019. We plan to fully remove Flash by December 2020.
Update on removing Flash from Microsoft Edge and Internet Explorer – Microsoft Edge Blog
- Update on removing Flash from Microsoft Edge and Internet Explorer – Microsoft Edge Blog
コメント
Flashはいったい何がだめだったんだろうな…
セキュリティガーと言うのはわかるんだが、具体的にどこがどうダメかがいまいち
小さくて出来の悪いOSもどきがもう一つ入っている様なものだからね。
常にどこかしらに穴が開いているのを毎月の様に誰もが簡単に見つけられて
そこからガバーっとシステムに介入できる。
あとはモバイルでもCPU使用効率の悪さとそれに付随するバッテリーへの負担
スマホはバッテリーが持たないと今でも言われるが、このままflashが何の改善もせずにのさばってたらさらに世の中のスマホはバッテリーが持たない世界になってたろう。