MicrosoftがChromiumベースになったWebブラウザ「Microsoft Edge Preview builds for macOS」を公開しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2019年05月20日、昨年12月に発表したとおり、Chromiumオープンソース・プロジェクトを採用したMac用Webブラウザ「Microsoft Edge」のPreview版を新たに公開したと発表しています(動画はWindows Preview)。
Last month, we announced the first preview builds of the next version of Microsoft Edge for Windows 10. Today, we are pleased to announce the availability of the Microsoft Edge Canary channel for macOS.
Introducing the first Microsoft Edge preview builds for macOS – Microsoft Edge Blog
Microsoft Edge for macOS
Microsoft Edge for macOSの”First Preview”には07月リリース予定のChrome v76に合わせバージョンがv76.0.161.0となっており、Chrome同様にユーザープロフィールやタスクマネージャー、ダウンロードマネージャーが実装され、
初期起動時または”Import browser data”からは既存のGoogle ChromeやFirefox, Safariブラウザからデータをインポートすることが可能となっており、Google Chromeからは全てのデータをインポートして利用することができるようになっています。
インポートできるデータ | Chrome | Firefox | Safari |
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プロフィールの選択 | ✅ | ❌ | ❌ |
お気に入り ブックマーク |
✅ | ✅ | ✅ |
保存された パスワード |
✅ | ✅ | ❌ |
フォームや支払い情報などの 自動入力データ |
✅ | ✅ | ❌ |
履歴 | ✅ | ✅ | ✅ |
また、Microsoft Edge for macOSはフォントやメニュー、キーボードショートカットなどがmacOSに最適化され、macOS MojaveのダークモードやMacBook Proに搭載されているTouch Barにも対応し、
Touch Barからはタブの切替やYouTubeなどのメディアコントロールが可能になっているほか、ChromeウェブストアからChrome機能拡張をインストールして利用することも出来ます。
Microsoft Edge for macOSのプレビュー版は現在のところCanary Channelのみとなっていますが、今後はDev Channelでも公開予定で、正式リリースは2019年の秋を予定。
システム要件はmacOS 10.12 Sierra以上でMicrosoftはユーザーが素早くフィードバックを送れるようにメニューバー右上にフィードバックをスクリーンショット付きで送れる☺マークの”Send feedback”機能を実装しているので、興味のある方は試してみてください。
- Microsoft Edge Insider – Microsoft
- Introducing the first Microsoft Edge preview builds for macOS – Microsoft Edge Blog
コメント
新鮮なニュースをいつもタイムリーに提供・公開いただき、ありがとうございます。
今朝までは同じChrome系ブラウザーであるVイヴァLぢブラウザーを使用していましたが、
数分間の試用で、フットワークが軽くさらに無料の拡張機能がMicrosoft Store から入手できることから、思い切ってVivalidiブラウザーを断捨離し、この絵Dげブラウザーに乗り換えました。 但し、アプリのメニューはまだ英語のままで正式公開まで、じっと我慢。