10Gb Ethernetカードを搭載したMac mini (2024)はLights Out Managementをサポートし、MDMを通じてリモートでシステムの起動や終了、再起動が可能となっています。詳細は以下から。
Appleは2020年06月に開催したWWDC20で、Intelチップを搭載した最後のMac Pro (2019)や同年に発表されたApple M1チップと10Gb Ethernetポートを搭載したMac mini (2020)では、MDM(Mobile Device Management)に登録したMacをMDMプロトコルを利用しリモートでシステムの起動や終了、再起動できる「Lights Out Management (以下、LOM)」をサポートすると発表していましたが、

What’s new in managing Apple devices – WWDC 2020より
Appleが2024年10月に発売したApple M4/M4 Proチップ搭載の「Mac mini (2024)」も、オプションで10Gb Ethernetポートを搭載することでLOMをサポートすると発表されています。
以下のMacコンピュータをMDM(モバイルデバイス管理)ソリューションに登録すると、リモートで起動、システム終了、再起動するためのLOM(Lights Out Management)設定を構成できます。
Lights Out Management MDM payload settings for Apple devices – Apple
新たにLOMサポートリストに追加されたのは、10Gb Ethernetポートを搭載するMac mini (2024)に加え、デフォルトで10Gb Ethernetが搭載されているMac Studio (2025)も対象となっているので、複数のMac mini (2024)やMac Studio (2025)を使いexoでローカルLLMクラスターなどを作成したい方はチェックしてみてください。
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