EvernoteがSafari 13対応時に一部失われていた機能を全て復元し、後方互換性を確保したSafari機能拡張「Evernote Web Clipper」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは2019年09月にレガシーなSafari機能拡張を配布していた「Safari Extensions Gallery」を閉鎖し、macOS 10.15 Catalinaのデフォルトブラウザである「Safari v13」ではMac App Storeで配信されているSafari機能拡張しか利用できなくなったため、Evernote Corporationは今年10月にSafari v13に対応した機能拡張「Evernote Web Clipper」をMac App Storeで公開。
フル機能の Web クリッパーをお待ちになられていたユーザの皆様、長らくお待たせいたしました。今回のバージョンで、これまでのすべての機能が復元されました。さらに、Safari の以前のバージョン(Safari 12.0 以降)にも後方互換で対応しております。
Evernote Web Clipper – Mac App Store
その過程で、PDFの保存やスマートファイル/タグ、アカウントの切り替え、キーボードショートカット、LinkedIn, Twitter, Yahoo など特定のサイトでのカスタムクリップ機能などが失われていましたが、Evernoteが12月13日にリリースした「Evernote Web Clipper v7.12.3」では、その失われていた機能が全て復元されたそうです。
Evernote Web Clipper v7.12.3で利用可能になった機能は以下の通りで、加えて、同バージョンでは以前のバージョンのSafari(Safari v12以降)にも対応し、後方互換性が確保されたそうなので、Evernoteユーザーの方はチェックしてみてください。
リリースノート
Web Clipper for Safari 13 の今回のバージョンでは、Web ページの保存、ハイライト、注釈の書き込み、スクリーンショット、タグの追加、Gmail メッセージのクリップなどが可能になりました。
保存する:
- Web ページ全体(しかも広告は*除外*!)または選択した範囲をクリップ保存
- Web 記事をそのまま、あるいは簡易版として保存
- Gmail のスレッドを添付ファイル込みでクリップ保存
- Amazon、YouTube、LinkedIn などの人気ページをカスタムクリップで保存
- クリップの保存先ノートブックとタグを指定して簡単整理
- どのデバイスからでも保存したクリップにアクセス
キャプチャする:
- ブラウザで、Web ページや記事のスクリーンショットをキャプチャ
- スクリーンショットに直接注釈を記入
- スクリーンショットのテキストを強調表示したり、図形やスタンプを追加
ハイライトする:
- Web サイトや記事に印を付けられるマーカー機能
- コメントや注釈ツールで重要な部分を強調
- クリップを共有、メール送信、または URL リンクを生成
ブックマークする:
- Web ページや記事をブックマークとして、ページのタイトル、URL、短い説明文とともに Evernote に保存
フル機能の Web クリッパーをお待ちになられていたユーザの皆様、長らくお待たせいたしました。今回のバージョンで、これまでのすべての機能が復元されました。さらに、Safari の以前のバージョン(Safari 12.0 以降)にも後方互換で対応しております。
- Evernote Web Clipper – Mac App Store
コメント
ああこれSafari用でしたか。
Chromeでは自動設定されていたので何だろう?と思っていましたが。
削除…w