Titanium SoftwareがAPFSファイルシステムの検証とローカルスナップショットの削除機能を追加したmacOS 10.15 Catalina向けメンテナンスユーティリティ「OnyX 3.7.1」をリリースしています。詳細は以下から。
フランスのTitanium Softwareは現地時間2019年12月14日、今年10月にリリースしたmacOS 10.15 Catalina対応のメンテナンスユーティリティを「OnyX v3.7」をv3.7.1へアップデートし、新たにAPFSファイルシステムの検証のON/OFF、およびTime Machineローカルスナップショットを削除するオプションを追加したと発表しています。
- New option in the Maintenance pane : Verify the structure of the file system
- New option in the Maintenance pane : Delete Time Machine local snapshots
- Deleting the diagnostic reports improved
- Files → Checksum pane improved
- Some parts of the source code have been optimized
- Restart routine improved
- Help improved
OnyX – Titanium Software
このオプションはメンテナンスパネルに追加されており、有効にするとメンテナンス実行時にファイルシステム構成の検証とTime Machineローカルスナップショットの削除が行われますが、ファイルシステムの検証とTime Machineローカルスナップショットの削除は[ユーティリティ]パネルからマニュアルで行うこともできるので、メンテナンス実行時にこれらを行いたくない方はOFFのままでもいいと思います。
ローカルスナップショットの作成/削除はmacOS 10.14 Mojave向けのOnyX v3.6.xにも追加されています。
- OnyX – Titanium Software
コメント
「APFSファイルシステムの検証とローカルスナップショットの削除機能」は以前のバージョンから搭載されていたのですが、3.7.1から一括メンテナンス画面に実行チェックボタンが追加されただけですね。少なくとも3.6からは搭載されていました。
いままで一括メンテナンス前にユーティリティタブで単独実行していたので楽になりますね。