AppleはMacBook Pro (16-inch, 2019)でFinal Cut Pro Xなどを利用するとスピーカーからクラック/ポップ音が出る問題をソフトウェア・アップデートで修正するとApple Authorized Service Providersに通知したそうです。詳細は以下から。
Appleが現地時間2019年11月13日に発売を開始した「MacBook Pro (16-inch, 2019)」では、発売当初から特定の条件下でスピーカーからクラック音やポップ音が出るという報告がされていましたが、ここ数日の間に、この問題がMacRumrosなどで取り上げられたことで、Appleは正規サービスプロバイダ(AASP:Apple Authorized Service Providers)に対し、この問題を今後のソフトウェア・アップデート修正すると通知したそうです。
If a customer hears a popping sound when playback is stopped on their MacBook Pro (16-inch, 2019)
When using Final Cut Pro X, Logic Pro X, QuickTime Player, Music, Movies, or other applications to play audio, users may hear a pop come from the speakers after playback has ended. Apple is investigating the issue. A fix is planned in future software updates. Do not set up service, or replace the user’s computer, as this is a software-related issue.Apple Investigating 16-Inch MacBook Pro Popping Sound Issue, Fix Planned in Future Software Updates – MacRumors
この不具合はFinal Cut Pro XやLogic Pro X, QuickTime Player, Musicなどで動画や音源を再生すると、再生開始やポーズ時にクラック/ポップ音が鳴るというもので、MacRumrosが入手したAASP向けのサポートドキュメントによると、AppleはAASPに対し、この不具合は将来のソフトウェア・アップデートで修正されるため、コンピューター(ハードウェア)の交換を行わないように求めたそうです。
MacBook Proからクラック/ポップ音やノイズが出る問題は、AppleがMacにSSDやFaceTime HDカメラ、オーディオデバイスを統合的にコントロールするSoC「Apple T1/T2」を採用しただした2016年以降、MacBook Pro (2016)やMacBook Pro (2018)などスピーカーユニットが刷新される度に発生しており、
最終的にこの問題はオーディオドライバーの不具合に帰着し、MacBook Pro (2016)ではBoot Camp環境で、MacBook Pro (2018)ではPremiere Proの使用で、スピーカーが物理的に破壊される問題にまで発展していたので、この問題が修正されるまでMacBook Pro (16-inch, 2019)ユーザーの方はスピーカーの使用に注意した方がよさそうです。(ヘッドホンを接続していれば問題ありません)
コメント
MacBook Popに改名しろ
おもしろい
MacPop Proかな
ASAPで直せ
うまい!