iPadをMacやPCの外部ディスプレイとして利用することができる「Duet Display」アプリが、MacやPCのディスプレイをサブディスプレイにする機能を追加しています。詳細は以下から。
元Appleのエンジニアで2014年にDuet, Inc.を設立したRahul Dewanさんは現地時間2019年11月21日、macOS 10.15 CatalinaのSidecarのようにiPadをMacやPCの外部ディスプレイとして利用できるようにする「Duet Display」をアップデートし、新たにノート型MacやPCのディスプレイやデスクトップ型MacやPCに接続されたディスプレイを、ホスト側のMacやPCのサブディスプレイとして利用することができる機能をDuet Air v2.0に追加したと発表しています。
macOS Version 2.2.0.2 – November 2019
- Remote can now also add an additional display in extend mode.
- Fix for a crash when an android device is attached.
Windows Version 1.7.2.4 – November 2019
- Adds screen extend through Remote Desktop
リリースノートより
メインでは利用していないMacやPCのディスプレイを再利用するアイデアは先月Astro HQが「Luna Display」のバージョン4.0アップデートで追加したMac-to-Macモードと同じですが、Duet AirはWindowsもサポートしており、システム要件はmacOSがmacOS 10.14.4 Mojave以降、WindowsはWindows 10以降となっています。
リリースノートを見る限りでは、この機能はRemote Desktopの拡張のようで、利用する場合はmacOSの画面収録機能を許可する必要があり、クレジットカードを登録すれば1週間のトライアル期間が与えられるそうなので、興味のある方は試してみてください。
- Duet Display – Duet, Inc.
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