Unicodeのデータベースを閲覧/検索することができる辞書アプリ「Cicero: A Unicode® Tool」のMac版がリリース。

仕事効率化

2019.11.21

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　Unicodeのデータベースを閲覧/検索することができる辞書アプリ「Cicero: A Unicode® Tool」のMac版がリリースされています。詳細は以下から。

　CiceroシリーズはニュージーランドのDJメーカーSerato DJのソフトウェアエンジニアを勤めるYan Liさんが設立したCodezerker Limitedが公開しているUnicodeのデータベースを閲覧/検索することのできるUnicode辞書アプリで、2018年にiOS版がリリースされましたが、2019年09月このCiceroのMac版が新たにリリースされたそうです。

Cicero provides a few intuitive ways to access the Unicode® character data:

Block and Plane View: Browse through Unicode® blocks and planes

Grapheme View: Segregate user-perceived characters into code points

Character View: Inspect detailed character properties

Search: Search characters with code point or Unicode® name

Cicero: A Unicode® Tool – Mac App Store

　Cicero for MacはiOS版と同様にUnicodeのデータベースを閲覧/検索できるほか、UnicodeのBlock/Plane単位でのグリフ表示、クリック1つで各文字の詳細が表示される切り離しも可能なポップアップビュー、文字コードの詳細のコピー、

ペーストした文字列を全てUnicodeに分けて表示してくれるGraphene表示も利用できるので、度々発見[1, 2]されるmacOS/iOSのアプリをクラッシュさせる、いわゆる「強いUnicode」をチェックする際にも役立ちそうです。

　Mac/iOS版共にダークモードに対応しておりUnicodeのデータベースは㋿ (U+32FF)も含まれているUnicode 12.1.0をサポート。Mac版はCatalyst MacアプリではないためmacOS 10.14 MojaveのMacでも利用でき無料で公開されているので、2016年からアップデートされていないKey Codesの代替アプリを探していた方はチェックしてみてください。