macOS 10.15 Catalinaアップグレード後、Google Chromeで「ヒラギノ角ゴ Pro/ProN」が反映されない不具合が最新のCanaryで修正。

Google ChromeとCanaryでのヒラギノ角ゴシック ProN Chrome
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 macOS 10.15 Catalinaアップグレード後、Google Chromeで「ヒラギノ角ゴ Pro/ProN」が反映されない不具合が最新のGoogle Chrome Canaryで修正されています。詳細は以下から。


 Appleが現地時間2019年10月07日にリリースしたmacOS 10.15 Catalinaでは、Google Chromeでヒラギノ角ゴ Pro/ProNフォントが反映されなくなり、フォントがFont Bookアプリにも表示されないことから、「macOS Catalinaにはヒラギノ角ゴ Pro/ProNフォントが同梱されておらず、Chromeでフォントが指定できない」という一部誤った認識がされたようですが、本日リリースされたChrome Canary v80.0.3951.0ではこの問題が修正されたそうです。

ヒラギノ角ゴ Pro/ProN

macOS 10.15 Catalinaのヒラギノ角ゴシック内に同梱されているヒラギノ角ゴ Pro/ProN。

 この問題はmacOS CatalinaのNSFontManager APIのavailableFontsで「Hiragino Kaku Gothic ProN」がリストされず「Hiragino Sans *」のみになってしまったことが原因のようで、最新のCanaryではこれがavailableMembers(ofFontFamily:)により修正されているようですが、

Google ChromeとCanaryでのヒラギノ角ゴシック ProN

From Mac OS 10.15 [NSFontManager availableFonts] does not list certain fonts that availableMembersOfFontFamily actually shows results for, for example “Hiragino Kaku Gothic ProN” is not listed, only Hiragino Sans is listed.

font_matcher_mac.mm – Google Git

最新のGoogle Chrome Canaryでも設定のカスタムフォントリストには「ヒラギノ角ゴ Pro/ProN」が表示されないので、完全に修正されるにはもう少し時間がかかると思われます。

Hiragino Kaku Gothic ProNとmacOSとChrome

画像の左がmacOS 10.14 MojaveでのChrome v78、右がmacOS 10.15 CatalinaでのChrome Canary v80

ヒラギノ角ゴ Pro/ProNの英語名は「Hiragino Kaku Gothic Pro/ProN」ですが、ヒラギノ角ゴシックは「Hiragino Sans」となるそうです。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

コメント

  1. 匿名 より:

    Parallels Desktopもなんかフォントがおかしい。

  2. 匿名 より:

    1年以上アップデートされていないkinzaはCatalinaだとカスタムフォントになってしまう。

  3. 匿名 より:

    反映されてな不具合

    • applech2 より:

      ご指摘ありがとうございます。先程該当修正しましたので、Wordpressのキャッシュクリア後に反映されると思います。
      反映されてな不具合 → 反映されない不具合

  4. 匿名 より:

    Mojave(あるいはそれ以前のOSにバンドルされている游明朝(36ポかな組合わせ書体も含む)を Office Mac 2016/2019 で使うと、下方に仮想ボディの1.2倍位ズレてしまうという大きな不具合は解消されましたか?

タイトルとURLをコピーしました