macOS 10.15.1 Catalinaでもzipファイルが解凍できない不具合は修正されないままとなっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年10月29日にリリースした「macOS Catalina 10.15.1 (19B88)」で写真やメッセージ、ミュージックアプリの不具合を修正しましたが、今回のアップデートでは特定のzipファイル(アーカイブ)がmacOSのアーカイブユーティリティで解凍できない不具合は修正されていませんでした。
エラー22 – 引数が無効です。(error 22: invalid argument)
この不具合は日本語のShift JISや簡体字中国語のGB 2312エンコーディングされたファイルをWindows環境で圧縮すると「エラー22 – 引数が無効です。」というエラーが出て解凍できないということを確認しており、再現性が高いためサードパーティメーカーもサポートドキュメントを公開していますが、修正にはもうしばらく時間がかかるようなので、問題に遭われた方はunzipコマンドやKeka、The Unarchiver、StuffIt Expanderなどのサードパーティ製・圧縮解凍アプリを試してみてください。
おまけ
また、macOS 10.15.1 Catalinaのアーカイブユーティリティはv10.15 (128.1.1)でmacOS 10.15.0のv10.15 (128)からアップデートされ、ダウンロードファイルが自動解凍されない不具合や展開した項目がFinderに表示されない不具合は修正されていました。
追記
この不具合は2020年01月にリリースされた「macOS 10.15.3 Catalina」でも修正されていません。
コメント
サポートフォーラムでも報告されてるのに、やる気ないんですかね
最近のAppleの開発体制や構造に問題がありそう
やる気あるのかこの会社は
Appleは日本に理解のある方だけど、日本語エンコードの不具合なんて全Mac人の数%にも満たないからmacOS 10.15.3ぐらいでの修正じゃないかな?
多分年明けまでかかると思うよ。
isoファイルも、マウントまたは焼こうとしても「no mounting file systems」って出て何もできんのよな。すべてじゃないだろうけど、UbuntuのOSのisoがダメで他のWindowsマシンでやらにゃいかんかった。超めんどい。
そもそもUnicodeを使わないzipを作るwinが悪いのだからAppleに対応を求めるのがおかしい
対応すべきはwin側
なぜ、今までは出来てたの????
わざと出来なくするのが正常なのかな。
もともとzipはUnicode対応ではありませんでした。zipがUnicode(UTF-8)に公式に対応したのは2007年です。zipにUTF-8でファイル名を保存するにはあるフラグをONにしなければいけませんが、2007年以前はその仕様自体が存在してないので、たとえUTF-8を使っていても「Unicodeを使った正しいzip」にはなりません。
つまり2007年以前のzipファイルはAppleも含めて全て独自の方法を使っていたことになります。
Windows 10は2007年以前に使われていた方法も、Unicodeを使ったzipにも両方対応していますが、macOSは2007年以前に使われていた方法を切り捨てました。
一言で言うならば、これは明らかにAppleが互換性を切ったという話でしかありません。
もともとzipはUnicode対応ではありませんでした。zipがUnicode(UTF-8)に公式に対応したのは2007年です。zipにUTF-8でファイル名を保存するにはあるフラグをONにしなければいけませんが、2007年以前はその仕様自体が存在してないので、たとえUTF-8を使っていても「正しいUnicodeを使ったzip」にはなりません。
つまり2007年以前のzipファイルはAppleも含めて全て独自の方法を使っていたことになります。
Windows 10は2007年以前に使われていた方法も、Unicodeを使ったzipにも両方対応していますが、macOSは2007年以前に使われていた方法を切り捨てました。
一言で言うならば、これは明らかにAppleが互換性を切ったという話でしかありません。