Macでのキー入力をディスプレイ上に表示してくれるオープンソースのキーストロークビジュアライザー「KeyCastr」がダークモードに対応し、GPU切り替えの不具合を修正しています。詳細は以下から。
KeyCastrはStephen Dekenさんが2009年に開発したMacでのキー入力をディスプレイ上に表示してくれるキーストロークビジュアライザーアプリで、その後オープンソースに移行され現在も開発が進んでいますが、このKeyCastrが約1年ぶりにアップデートしmacOSのダークモードに対応しGPU切り替えを邪魔する不具合などを修正したそうです。
- App no longer interferes with GPU switching.
- App is now signed and notarized by Apple Developer ID.
- Improved automation for opening preferences panel when accessibility settings change.
- Improves settings panel compatibility with macOS dark mode.
KeyCastr v0.9.7/8のリリースノートより
KeyCastr v0.9.7~8ではSparkleアップデートがGitHubからアップデートを取得するようになったほか、Svelteスタイルのビジュアライザーの背景が最新のmacOSに合わせて修正され、ウィンドウが全ての(ディスプレイ)スペースに表示できるようになっています。
また、今回のアップデートではメンテナーのAndrew KitchenさんのApple Developer IDで署名され、起動時にアクセシビリティの許可を求めるために表示されるシステム環境設定パネルのオープンウィンドウが改善されているそうです*。
macOS 10.15 Catalina以降では「キー入力の記録」の許可が必要です。
KeyCastrはHomebrew Caskでのインストールにも対応しているので、勉強会や授業、チュートリアル動画の作成などをされている方は試してみてください。
brew install --cask keycastr
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