Appleの証明書の期限切れはmacOSのインストーラだけでなく、iTunesやJava、Command Line Toolsなどにも影響しているので古い環境を維持したい方は注意を。

Apple証明書の有効期限切れ Apple
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 Appleの証明書の期限切れはmacOSのインストーラだけでなく、iTunesやJava、Command Line Toolsなどにも影響しているので古い環境を維持したい方は注意をしてください。詳細は以下から。

macOSのパッケージインストーラのアイコン。

 Appleは現地時間2019年10月24日、macOSのインストーラがパッケージ署名に利用している証明書の有効期限が24日に切れたことにより「このアプリケーションは破損しているため、インストールには使用できません」といったエラーが出るため、このようなケースが出た場合再度macOSのインストーラをダウンロードして欲しいと管理者向けに通知しましたが、その後頂いたコメントによるとこの問題はiTunesなど他のパッケージにも影響しているそうです。

Apple証明書の有効期限切れ

 影響を受けるのはiTunesやレガシーなJava 6ランタイム・インストーラー、Command Line Tools、Xcodeなどを配布する際に利用されているデジタル署名付きのzip(xip)ファイルなどで、

AppleのXIPファイル

iTunesやCommand Line ToolsについてはAppleも署名を更新すると思いますが、Java 6ランタイムは2017年のmacOS 10.13 High Sierraリリース以降更新されていないのでJava 6ランタイムを必要とするAdobe Creative SuiteやEclipse、Flash Builderなどの環境が必要な方はその環境を維持されたほうがいいと思われます。

Java 6ランタイム

管理者権限があればシステム時間を一時的に2019年10月24日より前に戻したりすることで、有効期限切れの証明書で署名されているパッケージでも強制的にインストール可能で、Adobe CS6のインストールには実際にはJava 6は必要ありません

コメント

  1. 匿名 より:

    iTunesの12.6.5は証明書の警告出るけれど、現状Appleのサポートページで公開されてる12.6.2は警告出ませんね。
    数年前にダウンロードしておいた12.6.2はやっぱり警告出たから、こちらは対策されているのかも。

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