Adobe Illustratorとも連携可能なiOS用ベクターグラフィックアプリ「Vectornator」が「Vectornator X」へアップデート。2019年秋にはmacOSアプリもリリース予定。

Vectornator X iPad
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 iOS用ベクターグラフィックアプリ「Vectornator」が「「Vectornator X (v3.0)」へアップデートし、2019年秋にはmacOSアプリもリリースするそうです。詳細は以下から。

Vectornator X

 ドイツLinearity GmbHは現地時間2019年08月15日、同社が開発&販売しているiPad/Apple Pencilに最適化されたベクターグラフィックスアプリ「Vectornator」をバージョン3.0へアップデートし「Vectornator X」としてリリースしたと発表しています。

Vectornator X for iPadOS

Vectornatorの初回リリースでは、ベクターグラフィックデザインのパワーをお届けしました。今回、明日のデザインツールを発表できることを嬉しく思います。Vectornator Xをご紹介しましょう。[…]まもなくiPadとMacでも作業できるって言いましたっけ?その通りです。今年中に、iPadとMac間で初のリアルタイム同期を使って同じ書類に作業できるようになり、共同作業が新しいレベルに進化します。これらすべても、この秋、あなたの手で可能になります。

Vectornator Xのリリースノートより抜粋

Vectornator X

 Vectornator X (v3.0)では新しいカードベースのユーザーインターフェースが採用され、アクションバーやツールバーが刷新されただけでなく、インターフェイスを非表示にしてイメージをフルスクリーンにできる機能やレイヤーの書き出し機能、

イメージ(写真)をトレースしてベクターイラストにするユーザーの手間を省くため機械学習ベースのイメージ to ベクター変換機能”Auto Trace Technology”も実装されています。(写真の解像度とベクターパス数が多いとiPad Pro 2018でも処理に数十分かかります。)

 また、iOSアプリのVectornatorはデスクトップアプリとしてAdobeのIllustrator(.ai)形式での書き出しやCreative Cloudへのファイルの転送をサポートしていますが、

Adobe Illustrator and Vectornator X

リリースノートにもあるようにLinearityは現在VectornatorのmacOSへ移植する作業を進めており、macOS 10.15 Catalinaがリリースされる秋にはMacアプリもリリースされるそうなので、iPad/Mac間でイラスト作業をされたい方はチェックしてみてください。

Vectornator for macOS

明確には記載されていませんが、Mac版VectorntorはAppleのProject Catalystを利用してiPad版をMacへ移植するようです。

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