Serifが日本語IMEやCatalina&iPadOS 13のSidecar機能との互換性を向上させたAffinity Photo/Designer/Publisher for macOS/iPad v1.7.2をリリースしています。詳細は以下から。
英Serif Labsは現地時間2019年08月15日、同社がWindowsおよびmacOS/iPadプラットフォーム向けに開発&販売しているデザイン/写真編集/DTPアプリ「Affinity Designer/Photo/Publisher」のmacOSおよびiPadOS版をv1.7.2へアップデートし、多くの不具合を修正したと発表しています。
Affinity Photo v1.7.2
- Performance and stability improvements.
- Added TGA export.
- Added “Remove Black Matte” and “Remove White Matte” filters.
- Shadows and highlights filter can now use either the 1.6 or 1.7 method.
- Live filter improvements.
- Flood select now works on placed images, and can sample from all layers.
- Flood fill too can now sample from layers beneath also supports blend modes.
- “D” key resets fills to black & white.
- Japanese IME improvements.
- Numerous bug fixes and small improvements.
Affinity Photo for macOSのリリースノートより
Affinity for macOS/iPadOS v1.7.2ではTAGフォーマットでの書き出しやフィルター、配置グループが追加されたツールバーボタン程度しか新機能がないため、リリースノートでは互換性と安定性の向上およびバグ修正という記載しかありませんが、実際には20~90の修正が行われ、中には日本語IMEとの互換性の向上や日本語/USキーボード入力で誤った入力が行われる問題、
次期macOS 10.15 CatalinaのGatekeeperで必須となる公証(トライアル版)の取得、CatalinaとiPadOS 13でサポートされるSidecar機能との互換性の向上など、正式リリース前のAppleOSのためリリースノートに記載できない不具合修正も行われているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
Serifは同時にWindows版Affinityシリーズもアップデートしています。
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