ブラウザでの動作を向上させ、Spotlightや1Passwordなどでも利用できるようになったMac用iOS風拡張メニューアプリ「PopClip 2019」のBeta版が公開。

PopClip

2019.08.03

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　SafariやFirefoxでの動作を向上させ、Spotlightや1Passwordでも利用できるようになったMac用iOS風拡張メニューアプリ「PopClip 2019」のBeta版が公開されています。詳細は以下から。

　PopClipはイギリスのPilotmoon Softwareが2011年から開発＆販売しているユーティリティアプリで、コピー&ペーストやWeb検索など旧iOS風のポップアップ機能拡張メニューをMacでも利用できるようにしてくれますが、このPopClipが約1年ぶりのアップデートとなる「PopClip 2019(未定)」のBeta版を公開しています。

PopClip Beta “2019”
This beta is a work in progress towards the next full update. I plan to release this PopClip update in time for the Catalina release this autumn. Please feel free to report especially bugs and compatibility problems with this beta.

リリースノートより抜粋

PopClip 2019

　PopClip 2019ではSafariとFirefoxでの信頼性が向上し、Safariではダブルクリック＆ドラック後にポップアップが表示されてしまう問題、FirefoxではドロップダウンメニューでPopClipが表示されてしまう問題が解決し、加えてPopClipの検索やリンク/辞書を開くアクションを利用すると調べようとしているワードをクリップボードへコピーしてくれるようになっています。

　また、PopClip 2019ではこれまで動作しなかったJetBrains社製のアプリ(PHPStorm, IntelliJ IDEA, AppCode )やMicrosoftのPowerPoint 2016、ヘルプピュアー、Spotlight、1Password、Appleメモの表内でも利用できるようになり、

ポップアップメニューがmacOSのシステムのUIアクセントカラーをサポートするようになっています。PopClip 2019は最小システム要件がOS X 10.9 MavericksからmacOS 10.12.6 Sierraへ引き上げられていますが、macOS 10.15 Catalina (Beta)でも利用できるようになっており、PilotmoonはmacOS CatalinaリリースまでにはPopClipをアップデートを提供したいとコメントしているので、興味のある方はBeta版に参加してみてください。