FeralがOpenGLに代わりMetal APIを採用し64-bit化したアドベンチャーゲーム「Tomb Raider」をリリースしています。詳細は以下から。
SQUARE ENIXなどのゲームをMac/Linux(Steam)向けに移植しているイギリスのFeral Interactiveは現地時間2019年07月18日、現在Mac App Storeで配信しているアドベンチャーゲーム「Tomb Raider」(origin)をv1.2へアップデートし、64-bit化および新たにMetal APIを採用したと発表しています。
The first game in the Tomb Raider origin trilogy has been future-proofed with an update to 64-bit, and now benefits from our latest code libraries and Apple’s Metal graphics API for performance enhancements across all supported Macs.
A dramatic leap — Tomb Raider for macOS updated to 64-bit – Feral News
Feralは昨年末、現在Mac App Storeで配信している一部のゲームタイトルが次期macOS 10.15 Catalinaの32-bitアプリ終了によりプレイできなくなると発表し、そのゲームタイトルの販売を終了すると共に、特定のタイトルのみ64-bitアップデートを提供すると発表していました。
今回のアップデートにより「Tomb Raider」はmacOS 10.15 Catalinaでもプレイできるようになり、加えてAppleがWWDC 2018で非推奨としたため今後、段階的な廃止が行われると思われるOpenGL APIについても、AppleのMetal APIへ変更されたそうなので、OpenGLが廃止される可能性のあるmacOS 10.16以降でもプレイできるようになっています。
Tomb Raider v1.0からv1.2へのアップデートは無償ですが、システム要件がmacOS 10.14 Mojave以降に変更されたことと、日本はいわゆる「おま国」なので現在のところ購入&プレイすることはできません。
- Tomb Raider – Mac App Store
- A dramatic leap — Tomb Raider for macOS updated to 64-bit – Feral News
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