MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)のバッテリー加熱によるボヤ騒ぎがニュースになっているそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年06月20日、一部のMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)にバッテリーが過熱され防火安全上の問題が発生する可能性があるとして「15 インチ MacBook Pro バッテリー自主回収プログラム」を開始しましたが、問題のMacBook Proによるボヤ騒ぎがボストンのWCVB Channel 5でニュースになっています。
Apple recently issued a recall for some of its 15-inch MacBook Pro laptops because of a potential fire hazard from batteries that could overheat.
YouTubeより
MBPによるボヤ騒ぎ
MacBook Proによるボヤ騒ぎが発生したのはアメリカ・マサチューセッツ州ボストン市のGeyerさんの家で、どこからか煙の臭いを感じた二人は火は見えなかったものの911(消防)に通報し、かけつけた消防士がベッドの上にあるMacBook Proが元だと確認したそうです。
この騒動はAppleがリコールを発表する前に起こったため所有していたMacBook Proがリコール対象のものだったかは確認できなかったそうですが、MacBook Proは彼らの子供が充電したままベットの上に置き、どこかへ行った後に20分たってから寝具の一部を燃やしたそうで、同じような体験をフロリダ州のSteve GagneさんもInstagramで報告しています。
Monday night while we were in bed, the battery in my MacBookPro blew and a small fire filled my house with smoke.You can imagine how quickly I jumped out of bed. The sound of it was what first threw me for a loop; but then the smell of a strong chemical/burning smell is what got me.
Instagramより
バッテリーリコールのMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)は日本国内で約20,343台販売され、インシデント報告はないようですが、米国消費者製品安全委員会の発表ではアメリカ国内で販売された432,000台のうちバッテリーのオーバーヒートにより軽度のやけどが5件、煙吸入傷害が1件、物的損害が17件あり、その他のインシデントを含め合計26件の被害報告をAppleから受けているそうなので、対象のMacBook Proをお持ちの方はAppleのサポートサイトでチェックしてみてください。
- 15 インチ MacBook Pro バッテリー自主回収プログラム – Apple サポート
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