AppleがmacOS 10.14 MojaveとmacOS 10.15 Catalina向けにWebKitの脆弱性を修正した「Safari v14.1」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年05月03日、iPhoneやiPad、Apple Watch向けに「iOS/iPadOS 14.5.1 Build 18E212」、「watchOS 7.4.1 Build 18T201」、「iOS 12.5.3 Build 16H41」、Mac向けに「macOS Big Sur 11.3.1 Build 20E241」アップデートをリリースし、このアップデートでは既に悪用が確認されているWebKitのゼロデイ脆弱性を複数修正したと発表していますが、
- macOS Big Sur 11.3.1 (20E241)
- iOS 14.5.1 (18E212)
- iPadOS 14.5.1 (18E212)
- watchOS 7.4.1 (18T201)
- iOS 12.5.3 (16H41)
- iPadOS 12.5.3 (16H41)
May 3, 2021
Releases – Apple Developer
このアップデートと同時に配信が停止されていた、macOS 10.14 MojaveおよびmacOS 10.15 Catalina向けの「Safari v14.1」が再びリリースされています。
アップデートの確認
配信が再開された「Safari v14.1」はスタートページのカスタマイズやWebM/Vorbisのサポートなどリリースノートには変更が無いものの、セキュリティコンテンツによると、悪意のあるWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性があるWebKitの脆弱性2件が修正されており、
アップデート後は2021年04月26日にリリースしたSafari v14.1とは異なるBuild Numberになるので、アップデートが適用されたか気になる方はSafariメニューの[Safariについて]でチェックしてみてください。
リリース日 | macOS 10.14 Mojave向け | macOS 10.15 Catalina向け |
---|---|---|
2021年04月26日 | Safari 14.1 Build 14611.1.21.161.5 |
Safari 14.1 Build 15611.1.21.161.5 |
2021年05月04日 | Safari 14.1 Build 14611.1.21.161.7 |
Safari 14.1 Build 15611.1.21.161.7 |
Safari 14.1 includes the security content of Safari 14.1 (released April 26, 2021). After installing this update, the build number for Safari 14.1 is 15611.1.21.161.7 on macOS Catalina and 14611.1.21.161.7 on macOS Mojave.
About the security content of Safari 14.1より
- Apple security updates – Apple
コメント
CatalinaとMojaveのSafariのビルドナンバーが逆ですよね
Catalina向けとMojave向けのBuildナンバーが逆のような気がします。
>>1-2
ご指摘ありがとうございます。先程修正したので、17時頃には修正されていると思います。