AppleがiCloudサービスにAmazon Web ServicesとGoogle Cloud Platformを利用していることを明記しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年04月04日、同社のクラウドサービス「iCloud」のセキュリティ概要を示したページを更新し、iCloudの一部データがAmazon Web ServicesやGoogle Cloud Platformなどのサードパティパートナーのサーバーへ保存されている事を明記しています。
In some cases, your iCloud data may be stored using third-party partners’ servers—such as Amazon Web Services or Google Cloud Platform—but these partners don’t have the keys to decrypt your data stored on their servers.
iCloud security overview – Apple Support
iCloudとサードパーティサービス
iCloudサービスのデータはAppleが定期的に発行しているホワイトペーパー「iOS Security Guid」に2011年から2016年の間はAWSとMicrosoft Azureが、2017年からはAWSとGCPを利用していることを明記していましたが、最新のiOS Security iOS 12.1 November 2018では「Apple and third-party storage services.」と明記され、どこのサービスを利用しているかは不明となっていましたが、
アップデートされたiCloud security overviewにはiCloudのデータはサードパーティ・サーバーパートナー(AWSとGCP)に保存されているが、サーバーに保管されるユーザーデータを復号化するキーはパートナーは持っていないと記載されているため、現在もAmazonとGoogleへの依存は変わっていないようです。
また、iCloud security overviewではKeychainやMessage in iCloudと同じくiOS 12で導入されたスクリーンタイムやQuicktype Keyboardで学習された語彙がEnd-to-End暗号化の対象になったことが追加されています。
コメント
だっさ
iOSアプリでGoogle Playに言及した箇所があるとリジェクトするのにな。
やっぱりGoogle依存だったか・・・AWSとAzureかなと思ってたが。
what happens in icloud stays in Google…..
自社のハードとソフトが信用できないんだね。
ユーザーは、このほうが安心出来る!